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#975
2025年8月17日

「50周年!スーパー戦隊シリーズの歴史」
~テレビ朝日でナンバーワンに熱いプロデューサーが解説~

【番組司会】菅原 知弘(テレビ朝日アナウンサー)
      桝田 沙也香(テレビ朝日アナウンサー)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
【ゲスト】芝高 啓介(テレビ朝日ストーリ制作部プロデューサー)


【テレビ塾】
1975年に放送開始した「スーパー戦隊シリーズ」50周年を記念し、
“全人類が戦隊に変身する”映画が公開中だけでなく“50戦隊 約300名が集結する”イベント「全スーパー戦隊展」も開催中。

この夏熱い「スーパー戦隊の50年」をテレビ朝日で「特撮」に1番詳しいと噂のプロデューサーに50年のあゆみを教えてもらいます。



<スーパー戦隊のすごさ>
― 芝高
まず、お二人に質問です。
スーパー戦隊と仮面ライダーの違いわかりますか?

― 菅原
仮面ライダーは一人が多いけれど、戦隊は5人とかのグループで戦うイメージがありますね。

― 芝高
スーパー戦隊シリーズは1975年にスタートし、
一回休止はありますが、1979年以降毎年続いているシリーズになっています。
仮面ライダーはスーパー戦隊の始まる4年前に放送がスタートするのですが、実は2000年頃までは休止があったりと毎年ではないんです。


― 桝田
菅原さんの世代はどこになるんですか?

― 菅原
1990年のファイブマン、まだ当時3歳ぐらいなんですけど結構覚えてます。

― 芝高
僕が実際見ていたのが1993年の五星戦隊ダイレンジャーや94年の忍者戦隊カクレンジャーになります。 そのおかげで今私がここにいるということになります。 1回は卒業したんですけれども、大学の頃サークルを見ていく中で、テーブルにカクレンジャーのロボットがドンと置いてあり「あ、これ知ってます」って言ったのが特撮サークル。 それをきっかけに、もうこっちの沼に
ズブズブとはまっていき“特撮のプロデューサーになれたらな”と思って就職した結果、今こうなっています。



<スーパー戦隊 1作目>
― 芝高
最初の作品の決めゼリフをここでちょっとクイズを出させていただきます。
「5人揃って~@@@@―!」ここには何が入るでしょう?

― 菅原
なんだろう…生まれる前なんですよね。

― 芝高
正解は「5人揃ってゴレンジャー」


このゴレンジャーではスーパー戦隊シリーズを形作る重要な要素が2つ登場。
今の名乗りこそ、スーパー戦隊シリーズで伝統となっていく
重要なシーンになります。
そして5人のヒーローというスーパー戦隊シリーズの基本形も
この作品で打ち出されました。

もう一つはこれまでの実写ヒーローは、一人で戦うが主流だったのですが
このゴレンジャーは「必殺技を全員」で行ったんです。
スーパー戦隊の特徴とも言える「みんなで一つのことを成す」というのも
ここから始まったんですね。

― 桝田
確かに子供ながらにチームワークの良さみたいなのを学んだ気がします。

<スーパー戦隊 3作目 バトルフィーバーJ>
― 芝高
人気を博したゴレンジャーでしたが、
77年のジャッカー電撃隊の放送で一度休止になります。
その翌年1979年に放送を開始したのがこちら「バトルフィーバーJ」です。

― 桝田
黒とオレンジがいる!

― 芝高
このバトルフィーバーJは世界各地のダンスで戦うんですね。
実はこの頃アメリカの映画『サタデー・ナイト・フィーバー』が
大ヒットして、日本で“フィーバー”という言葉が流行りました。
そこから戦隊名が「バトルフィーバーJ」に決まったそうなんです。


では質問です!この作品から定番化する“あるもの”が登場します。
一体なんだと思いますか?

― 菅原
飛び道具で攻撃するものが出てくる。

― 芝高
実は“巨大な戦隊ロボ”がこの作品から始まるんです。

<スーパー戦隊 5作目 新たなチャレンジ>
― 芝高
81年の太陽戦隊サンバルカンでは
5人の戦隊が続いていたんですけれども、今までで最小人数の3名にチャレンジしました。それぞれ陸海空をモチーフにした生き物のデザインになっていて、赤がイーグルで青がシャーク、黄色がパンサーとなっています。

― 菅原
ボールを使って攻撃するのが。ゴレンジャーをオマージュしているような感じもします。

― 芝高
これをきっかけに物語が3人で始まるという戦隊が度々登場するようになりました。3人だったところに新たに2人が加わって5人になるような描き方をされる戦隊が時々登場します。

<スーパー戦隊 最新作にも影響を与えた作品>
― 芝高
数々の名作ぞろいの中で、注目していただきたいのは1992年です。

この年に生まれたモチーフが、これ以降何度も登場します。
1992年 2003年 2013年 2019年の計4作品で採用されるんですが…子どもに人気のモチーフなんだかわかりますか?

― 菅原
子どもに人気…恐竜!?


― 芝高
大正解です。
1992年 恐竜戦隊ジュウレンジャー、2003年 爆竜戦隊アバレンジャー、2013年 獣電戦隊キョウリュウジャー、2019年 騎士竜戦隊リュウソウジャーこの4作品では恐竜がモチーフに採用されています。

さらに、92年の恐竜戦隊ジュウレンジャーでは、スーパー戦隊シリーズを語る上で欠かせないエポックメイキングな要素が追加されたんです。
この写真をよく見てください。

― 桝田
1、2、3、4、5、6人!!!!!!
― 芝高
ここから6人目の戦士というのが番組途中で登場し、物語に関わっていく。
“追加戦士”という要素がスーパー戦隊シリーズに新たに加わりました。
現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』もこの影響を受けています。


― 菅原
今回の追加戦士は“白”なんですね

― 芝高
しかもこの「ゴジュウジャー」は、親子だけでなくお孫さんとも楽しめる映画が今まさに公開中なんです!

映画『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』
https://gavv-gozyuger-25movie.com

映画ではロボであり5人に力を貸している“巨神テガソード”が敵によって死んでしまうという衝撃の物語。 さらには全人類がスーパー戦隊に変身してしまうという、この夏ナンバーワンに盛り上がる映画になっておりますので
映画『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』是非劇場でご覧ください!


さらに!50周年を記念して、すごいイベントが開催中。
全てのスーパー戦隊シリーズ49作品、50戦隊、約300名が登場する展覧会
『全スーパー戦隊展』が、本日紹介したロボや撮影で使ったアイテムが展示されているだけじゃなく、全てのヒーロー立像が並んだ迫力の展示もございます。
この『全スーパー戦隊展』でしか見られないような内容になっております。
こちらも親子だけじゃなく、お孫さんとも3世代全員が楽しめるような企画になっておりますので、ぜひ皆さんお越しいただきたいです!

『全スーパー戦隊展』
https://www.tv-asahi.co.jp/event/renew/contents/0314/