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#970
2025年7月13日
第65回テレビ塾
「ABEMA NEWSの仕事とは」
~インターネットと地上波の融合「新しい未来のテレビ」その知られざる舞台裏とは~
【番組司会】菅原 知弘(テレビ朝日アナウンサー)
桝田 沙也香(テレビ朝日アナウンサー)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
桝田 沙也香(テレビ朝日アナウンサー)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
- 【講師】
- 報道局クロスメディアセンターABEMA NEWS担当部長 羽根哲哉
報道局クロスメディアセンターABEMA Primeチーフプロデューサー 杉原啓太
(株)AbemaTV Newsシニアマネージャー 大谷広太- 報道局クロスメディアセンターABEMA NEWS担当部長 羽根哲哉
【テレビ塾】
テレビ朝日が社会貢献活動のひとつとして行っている「テレビ塾」。
2005年11月に始まり、もうすぐ20年を迎えます。
テレビにもっと親しんでもらうため「パリオリンピック」や「テレビ朝日の番組」などを題材に、最前線で番組づくりに携わるスタッフが「テレビの仕事」について分かりやすくお話ししてきました。
最新の講義は、18歳以上の視聴者を対象にリモートで行われました。
テレビ朝日が社会貢献活動のひとつとして行っている「テレビ塾」。
2005年11月に始まり、もうすぐ20年を迎えます。
テレビにもっと親しんでもらうため「パリオリンピック」や「テレビ朝日の番組」などを題材に、最前線で番組づくりに携わるスタッフが「テレビの仕事」について分かりやすくお話ししてきました。
最新の講義は、18歳以上の視聴者を対象にリモートで行われました。

<ABEMA NEWSとは>
インターネット専用のテレビ局「ABEMA」で
観られる「ニュース専門チャンネル」。
災害などが発生した際の「緊急対応」の場合、
地上波とどのように融合しているのか?
観られる「ニュース専門チャンネル」。
災害などが発生した際の「緊急対応」の場合、
地上波とどのように融合しているのか?

― 平石
何かあったらアベマということで具体的な対応を含め伺ってよろしいでしょうか?
― 羽根
災害時にスマホしか持たずに家を逃げなきゃいけない、避難所に行かなきゃいけないみたいな人が結構いる中で、「ABEMA NEWS」は非常に有効性があると思っております。
去年の元日に起こりました能登半島地震の際には、地上波が特番を始めたので
サイマル放送(同じ番組を異なる放送媒体で並行で放送)を行いました。
地上波と同じものがスマホしかなくても視聴できます。
さらに発災直後からずっとこの地震に特化した番組を続けました。
震度5クラスの地震が頻発していたので、翌日の午後5時まで特番を継続して25時間CM入れずに放送を行いました。
― 平石
もう一つはネットですから、チャンネルをすぐに増やしたりもできます。
被災地で求めている情報と被災地以外で求めている情報が違ったりする時に、チャンネルを増やして、被災者向けの放送も行えます。
― 羽根
チャンネルを増やすには、だいたい30分ぐらいあれば対応ができるようになっています。
何かあったらアベマということで具体的な対応を含め伺ってよろしいでしょうか?
― 羽根
災害時にスマホしか持たずに家を逃げなきゃいけない、避難所に行かなきゃいけないみたいな人が結構いる中で、「ABEMA NEWS」は非常に有効性があると思っております。
去年の元日に起こりました能登半島地震の際には、地上波が特番を始めたので
サイマル放送(同じ番組を異なる放送媒体で並行で放送)を行いました。
地上波と同じものがスマホしかなくても視聴できます。
さらに発災直後からずっとこの地震に特化した番組を続けました。
震度5クラスの地震が頻発していたので、翌日の午後5時まで特番を継続して25時間CM入れずに放送を行いました。
― 平石
もう一つはネットですから、チャンネルをすぐに増やしたりもできます。
被災地で求めている情報と被災地以外で求めている情報が違ったりする時に、チャンネルを増やして、被災者向けの放送も行えます。
― 羽根
チャンネルを増やすには、だいたい30分ぐらいあれば対応ができるようになっています。

<テレビ×IT企業の融合>
― 平石
何と言いましてもテレビ朝日とサイバーエージェントの協業であるということですね。このタッグによってどういったシナジーが生まれているのかということをお伝えしてまいります。
六本木のテレビ朝日、そして渋谷のABEMATV、さらには那覇ですね、この3拠点が一体となって日々放送をしています。
何と言いましてもテレビ朝日とサイバーエージェントの協業であるということですね。このタッグによってどういったシナジーが生まれているのかということをお伝えしてまいります。
六本木のテレビ朝日、そして渋谷のABEMATV、さらには那覇ですね、この3拠点が一体となって日々放送をしています。

― 大谷
渋谷のABEMATVと那覇は、ほぼ同じことを行なっています。
リモートでも可能なので、記事を書くようなこともそうですし、番組のバナーやそういったクリエイティブ制作も一緒に担ってます。
渋谷のABEMATVと那覇は、ほぼ同じことを行なっています。
リモートでも可能なので、記事を書くようなこともそうですし、番組のバナーやそういったクリエイティブ制作も一緒に担ってます。

<現場のスタッフの声を聞くため、六本木のテレビ朝日と渋谷のAbemaTVを中継で繋ぎました>

― ABEMA NEWSキャスター 辻 歩
ここアベマタワーズは、ABEMANEWSやアベマのチャンネルの制作だけでなく他の事業なども入っているまさにサイバーエージェントの拠点です。
今日は「ABEMA NEWS」の業務を担当している方にお話を聞いていきます。
ここアベマタワーズは、ABEMANEWSやアベマのチャンネルの制作だけでなく他の事業なども入っているまさにサイバーエージェントの拠点です。
今日は「ABEMA NEWS」の業務を担当している方にお話を聞いていきます。

― ABEMA NEWSチャンネル プランナー 中尾 詩織
生放送を観てもらうことはもちろんなんですけども、
その後、オンデマンド配信(視聴者の好きなタイミングで動画を視聴できる)
という形でも長く観てもらえるように、いかにユーザーにリーチしていけるかという設計をメインでやっております。
アベマのアプリで通知が飛んでくると思いますが、アベマの機能も活かしながら、いかに相性のいいユーザーに「放送が始まりました。」という通知を受け取ってもらうのか、という設計もあわせてやっています。
生放送を観てもらうことはもちろんなんですけども、
その後、オンデマンド配信(視聴者の好きなタイミングで動画を視聴できる)
という形でも長く観てもらえるように、いかにユーザーにリーチしていけるかという設計をメインでやっております。
アベマのアプリで通知が飛んでくると思いますが、アベマの機能も活かしながら、いかに相性のいいユーザーに「放送が始まりました。」という通知を受け取ってもらうのか、という設計もあわせてやっています。

― 辻
そして放送後も多くの人に観てもらわなければいけないということがあります。
事後の取り組みで、非常に効果を上げている文字媒体への記事を
担当している小松さんにも話を聞きたいと思います。
そして放送後も多くの人に観てもらわなければいけないということがあります。
事後の取り組みで、非常に効果を上げている文字媒体への記事を
担当している小松さんにも話を聞きたいと思います。
― ABEMA TIМES編集者 小松正明
ABEMA TIМESがある意義とは、最終的にアベマを見てもらわないと意味がないので、どこまで良い余白を残すかみたいなところです。
「また続きはこちらで」っていうと、ちょっと不親切な感じになりますが、記事として成立する部分で出しながら、その先があるんだよというのをどこまで残せるかが肝だと思います。
ABEMA TIМESがある意義とは、最終的にアベマを見てもらわないと意味がないので、どこまで良い余白を残すかみたいなところです。
「また続きはこちらで」っていうと、ちょっと不親切な感じになりますが、記事として成立する部分で出しながら、その先があるんだよというのをどこまで残せるかが肝だと思います。

― 辻
記事というところだけではなく、もう一つ事後施策で非常に重要なのがYOUTUBEでのアーカイブヒットで、そのYOUTUBEのサムネイルを作っていらっしゃるのが佐野さんです。
― ABEMA Prime SNS担当 佐野桃子
本当に毎日扱うニュースジャンルも様々で“ちょっと過激なもの”だったりも
しますし”真面目なこと”もやります。
サムネイル(動画の内容を代表する小さな画像)もそれに合わせて本当にいろんなパターンがあって、正解がないものだと思っています。
杉原さんとは毎日綿密にコミュニケーションをとっているんですけど、
どこまで話して良いか…
上司の言いなりみたいなサムネにはならないように気をつけています。
若い方やいろんな層に刺さるように言葉やデザインを選ぶようにしています。
― 杉原
放送した後が勝負というような意味では地上波との違いというか、地上波は
放送するところに向けて一生懸命頑張っていきますが、本放送よりもむしろその後に見ていただく方が多いので、むしろ「終わった後もオンエアだ」ぐらいな気持ちでいます。
記事というところだけではなく、もう一つ事後施策で非常に重要なのがYOUTUBEでのアーカイブヒットで、そのYOUTUBEのサムネイルを作っていらっしゃるのが佐野さんです。
― ABEMA Prime SNS担当 佐野桃子
本当に毎日扱うニュースジャンルも様々で“ちょっと過激なもの”だったりも
しますし”真面目なこと”もやります。
サムネイル(動画の内容を代表する小さな画像)もそれに合わせて本当にいろんなパターンがあって、正解がないものだと思っています。
杉原さんとは毎日綿密にコミュニケーションをとっているんですけど、
どこまで話して良いか…
上司の言いなりみたいなサムネにはならないように気をつけています。
若い方やいろんな層に刺さるように言葉やデザインを選ぶようにしています。
― 杉原
放送した後が勝負というような意味では地上波との違いというか、地上波は
放送するところに向けて一生懸命頑張っていきますが、本放送よりもむしろその後に見ていただく方が多いので、むしろ「終わった後もオンエアだ」ぐらいな気持ちでいます。

<インターネットでの苦悩>
― 杉原
実は佐野さんから「このサムネを作るのが大変だったから語らせてくれ」と言われまして、「ゴキブリ研究者」っていう特集をやったんです。
でもこれまでゴキブリを放送する危機管理をしたことがなくて・・
YOUTUBE上でゴキブリの写真を生で載せるとガイドライン違反でBAN(配信の制限がされ観られなくなる)されてしまうんです。
そんな中でどうやったら表現できるかというのはネットならではというか、オンエアして終わりではなく、そこからまた始まる部分がありますので、そこを工夫して多くの人に届くように日々やっています。
実は佐野さんから「このサムネを作るのが大変だったから語らせてくれ」と言われまして、「ゴキブリ研究者」っていう特集をやったんです。
でもこれまでゴキブリを放送する危機管理をしたことがなくて・・
YOUTUBE上でゴキブリの写真を生で載せるとガイドライン違反でBAN(配信の制限がされ観られなくなる)されてしまうんです。
そんな中でどうやったら表現できるかというのはネットならではというか、オンエアして終わりではなく、そこからまた始まる部分がありますので、そこを工夫して多くの人に届くように日々やっています。

<テレビ塾 参加者からの質問>
― 平石
一番多かった質問が画面に出ています「ABEMA NEWSと地上波ニュースの違いは何でしょうか?」ということですね。ではみなさん、お願いします。
一番多かった質問が画面に出ています「ABEMA NEWSと地上波ニュースの違いは何でしょうか?」ということですね。ではみなさん、お願いします。

― 羽根
ネットというところでチャレンジができる幅というのは違いがあると思うんですけれども、大きくやっていることは変わらないというふうに思っています。
地上波は幅広い年代の方に観てもらえるようなコンテンツなんです。一定の方にターゲティングして届けられるっていうところは、アベマの方に優位性というか、そこが強みというか、勝機があるかなというふうに思っています。
引き続きそこを伸ばせていけたらなというふうには考えています。
― 杉原
よりネット空間におけるトレンドや動きみたいなことには意識してやってますし、その上でどういう形だったらそれがアーカイブやオンデマンドで出したときに伝わるかなっていう発想は、地上波ニュースとの違いかなというふうには思っています。
― 大谷
やっぱりオンエアして終わりではないし、むしろオンエアしたところからまた始まるというか、そこからまた観ていただいて、ネット上で様々ないろんな反応が出てくるので、またそれをフィードバックして、時にはまた続編みたいなことをやったりする。そのサイクルっていうのがやっぱり一番のABEMA NEWSの面白さというか、醍醐味なんじゃないかなというふうに思いますね。
― 平石
ぜひ、何かあったらアベマじゃなくて、何もなくてもアベマということでね。
今後ともABEMA NEWSにご期待いただけるとありがたいです。
ネットというところでチャレンジができる幅というのは違いがあると思うんですけれども、大きくやっていることは変わらないというふうに思っています。
地上波は幅広い年代の方に観てもらえるようなコンテンツなんです。一定の方にターゲティングして届けられるっていうところは、アベマの方に優位性というか、そこが強みというか、勝機があるかなというふうに思っています。
引き続きそこを伸ばせていけたらなというふうには考えています。
― 杉原
よりネット空間におけるトレンドや動きみたいなことには意識してやってますし、その上でどういう形だったらそれがアーカイブやオンデマンドで出したときに伝わるかなっていう発想は、地上波ニュースとの違いかなというふうには思っています。
― 大谷
やっぱりオンエアして終わりではないし、むしろオンエアしたところからまた始まるというか、そこからまた観ていただいて、ネット上で様々ないろんな反応が出てくるので、またそれをフィードバックして、時にはまた続編みたいなことをやったりする。そのサイクルっていうのがやっぱり一番のABEMA NEWSの面白さというか、醍醐味なんじゃないかなというふうに思いますね。
― 平石
ぜひ、何かあったらアベマじゃなくて、何もなくてもアベマということでね。
今後ともABEMA NEWSにご期待いただけるとありがたいです。



