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#948
2025年2月2日
第30回 PROGRESS賞②
【番組司会】山口豊(テレビ朝日アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)

第30回PROGRESS賞を受賞した4作品の中から、奨励賞と最優秀賞を紹介します。

<PROGRESS賞とは>
1995年テレビ朝日系列24社の番組審議会委員が推奨する最高の賞と位置づけ、番審委員の発意により、放送番組のより一層の質的向上・系列各局の制作力の向上に資するものとして制定されました。
「PROGRESS(プログレス)」とは、進歩・向上・成長を意味し、制作者たちの日頃の努力を応援してゆこうというものです。
この表彰制度は、系列全社参加を原則とし、ジャンルは問わず自社制作の前年度(毎年4月1日から翌年3月末日 まで)に放送された番組を対象に各社番組審議会委員(選考委員)による選考(ブロック別および全国選考の2段階)を経て各賞が決定されます。
「PROGRESS(プログレス)」とは、進歩・向上・成長を意味し、制作者たちの日頃の努力を応援してゆこうというものです。
この表彰制度は、系列全社参加を原則とし、ジャンルは問わず自社制作の前年度(毎年4月1日から翌年3月末日 まで)に放送された番組を対象に各社番組審議会委員(選考委員)による選考(ブロック別および全国選考の2段階)を経て各賞が決定されます。

<奨励賞>
「解剖録は語る ~ハンセン病と遺族~」
瀬戸内海放送(放送日 2023年11月4日)
瀬戸内海放送(放送日 2023年11月4日)
<内容>
岡山県瀬戸内市のハンセン病療養所「長島愛生園」で2021年、入所者約1800人分の解剖記録が見つかった。愛媛県に住む三好真由美さんは、ハンセン病を患い、強制隔離された長島愛生園で自ら命を絶った曾祖母、政石コメさんの記録の開示を受けた。
開示によって三好さんが知ったのは、コメさんが解剖されていたという事実。本人が同意した記録も見つかったが、亡くなる7日前のものだった。
国の強制隔離政策のもとで、療養所での解剖は正当に行われていたのか―。
これまでほとんど誰の目にも触れることがなかった記録=「生きた証し」は何を語るのか。明らかになった事実と向き合う遺族の思いや活動を伝えるとともに、「負の歴史」を後世へ残していく意義を考える。
(テレビ朝日 放送番組審議会HPより抜粋)
瀬戸内海放送
ディレクター 吉岡 美保
岡山県瀬戸内市のハンセン病療養所「長島愛生園」で2021年、入所者約1800人分の解剖記録が見つかった。愛媛県に住む三好真由美さんは、ハンセン病を患い、強制隔離された長島愛生園で自ら命を絶った曾祖母、政石コメさんの記録の開示を受けた。
開示によって三好さんが知ったのは、コメさんが解剖されていたという事実。本人が同意した記録も見つかったが、亡くなる7日前のものだった。
国の強制隔離政策のもとで、療養所での解剖は正当に行われていたのか―。
これまでほとんど誰の目にも触れることがなかった記録=「生きた証し」は何を語るのか。明らかになった事実と向き合う遺族の思いや活動を伝えるとともに、「負の歴史」を後世へ残していく意義を考える。
(テレビ朝日 放送番組審議会HPより抜粋)
瀬戸内海放送
ディレクター 吉岡 美保

<最優秀賞>
「わが子は誉れ ―老いてゆく男の子と家族の16年― 」
東日本放送(放送日 2024年2月17日)
東日本放送(放送日 2024年2月17日)
<内容>
仙台市の 須知誉君は、 幼くして老化が進む希少難病『コケイン症候群』を抱えています。 誉君が病名を告げられたのは4歳の時。この頃の体重は、9.1kgで1歳男児の平均体重にも満たない重さでした。それでも、歩行器を使いながら歩き、意思表示もできていました。しかし、10歳を超えた頃から、視力を失い、歩行器を使ってあるくこともできなくなってしまいました。主治医からの「いろいろなものを失っていく中で 、『思い出』は生きていく力になる」という言葉を励みに家族で思い出をつくろうと旅行の計画を立てます。しかし医師から告げられたのは余命1年。懸命に生きた誉君と家族の16年の記録です。
(テレビ朝日 放送番組審議会HPより抜粋)
東日本放送
ディレクター 佐藤 まゆみ
仙台市の 須知誉君は、 幼くして老化が進む希少難病『コケイン症候群』を抱えています。 誉君が病名を告げられたのは4歳の時。この頃の体重は、9.1kgで1歳男児の平均体重にも満たない重さでした。それでも、歩行器を使いながら歩き、意思表示もできていました。しかし、10歳を超えた頃から、視力を失い、歩行器を使ってあるくこともできなくなってしまいました。主治医からの「いろいろなものを失っていく中で 、『思い出』は生きていく力になる」という言葉を励みに家族で思い出をつくろうと旅行の計画を立てます。しかし医師から告げられたのは余命1年。懸命に生きた誉君と家族の16年の記録です。
(テレビ朝日 放送番組審議会HPより抜粋)
東日本放送
ディレクター 佐藤 まゆみ
