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#869
2023年6月4日
小倉久寛さんとテレビ(前編)
【番組司会】山口豊(テレビ朝日アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【ゲスト】小倉久寛
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【ゲスト】小倉久寛
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
<プロフィール>
1954年生まれ
1979年「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」に参加
舞台を中心に映画・ドラマ・バラエティ・声優・ナレーターなど幅広く活躍
現在公演中の「熱海五郎一座」にも出演
1979年「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」に参加
舞台を中心に映画・ドラマ・バラエティ・声優・ナレーターなど幅広く活躍
現在公演中の「熱海五郎一座」にも出演
<芸能界に入ったきっかけ>
大学の頃にオイルショックがあって就職どうしようかな?と思っていた時に、テレビドラマで「俺たちの祭」という中村雅俊さん主演の劇団を描いたドラマを観ていたら、稽古が終わった後にみんなで飲みに行って「劇団楽しそうだな」って。
それで「劇団入ってみよう!」って思っちゃったんです。
情報誌で劇団を探していたら「大江戸新喜劇」旗揚げ公演っていうのが目に留まったんです。
観に行ったら、まだ売れていない三宅裕司さんが主演で。
すっごく面白かったんですよ。
それでこの劇団に入れてもらおうと思って、入り口で「入れてください」って言ったら「オーディションを受けてください」と言われまして。
オーディションを受けました。
それで「劇団入ってみよう!」って思っちゃったんです。
情報誌で劇団を探していたら「大江戸新喜劇」旗揚げ公演っていうのが目に留まったんです。
観に行ったら、まだ売れていない三宅裕司さんが主演で。
すっごく面白かったんですよ。
それでこの劇団に入れてもらおうと思って、入り口で「入れてください」って言ったら「オーディションを受けてください」と言われまして。
オーディションを受けました。


<三宅裕司さんインタビュー>
オーディションに来たのは2人だったんです。
人数が必要だったので2人とも合格ですw
オーディションでの小倉さんを見た時に「落差」が最初からあることに驚いたのを覚えています。
声が二枚目なのに見た目は三枚目、しかもバク転バク宙ができて空手部。
“ミュージカルアクションコメディ”にはぴったりだとその時思いました。
人数が必要だったので2人とも合格ですw
オーディションでの小倉さんを見た時に「落差」が最初からあることに驚いたのを覚えています。
声が二枚目なのに見た目は三枚目、しかもバク転バク宙ができて空手部。
“ミュージカルアクションコメディ”にはぴったりだとその時思いました。

<初めて会った時の三宅裕司さん>
お客さんを自由自在に転がしているイメージがありました。
まだ売れていませんでしたけど、「俺に付いてきたら何とかしてやるぜ」みたいな雰囲気があったんです。
しかも、ものすごくポジティブで、弱音を全然吐かないんです。
数年前にあの頃どう思ってたんですか?って聞いたら「何にもない俺に十何人もついてきて、はぁ、こいつらの人生、俺責任持たないといけないし、はぁ、どうしよう」と当時は夜も眠れなかったと言ってました。
めちゃくちゃ親分肌、僕は子分肌w。
まだ売れていませんでしたけど、「俺に付いてきたら何とかしてやるぜ」みたいな雰囲気があったんです。
しかも、ものすごくポジティブで、弱音を全然吐かないんです。
数年前にあの頃どう思ってたんですか?って聞いたら「何にもない俺に十何人もついてきて、はぁ、こいつらの人生、俺責任持たないといけないし、はぁ、どうしよう」と当時は夜も眠れなかったと言ってました。
めちゃくちゃ親分肌、僕は子分肌w。

<初めてのテレビ>
「クルクルくりん」という子供向けのドラマで“科学者の助手”が初めての役。台本に名前があって、名前の書いてある楽屋があって、嬉しくて楽屋の畳に頬ずりしたこと覚えています。
<自分に合っている仕事>
舞台は本番までに1カ月稽古します。
稽古が好きなんですよ。ずっと稽古をしていてもいいぐらいです。
本番はなくてもいいw。
本番は、緊張するんです。
始めたばっかりの頃、舞台に上がる直前に「あぁ、もうダメだ。もうダメだ。僕は(舞台に)向いてないかもしれない。」って騒ぎ出したことがあったんです。
三宅さんと2人で出るシーンで。
すると三宅さんが「今言うなよ。あとでなんでも聞いてやるから」って抱きしめられたことがあります。
ドラマ撮影でも「3・2・1」と言われるといまだに緊張するんです。
稽古が好きなんですよ。ずっと稽古をしていてもいいぐらいです。
本番はなくてもいいw。
本番は、緊張するんです。
始めたばっかりの頃、舞台に上がる直前に「あぁ、もうダメだ。もうダメだ。僕は(舞台に)向いてないかもしれない。」って騒ぎ出したことがあったんです。
三宅さんと2人で出るシーンで。
すると三宅さんが「今言うなよ。あとでなんでも聞いてやるから」って抱きしめられたことがあります。
ドラマ撮影でも「3・2・1」と言われるといまだに緊張するんです。


<浅野ゆう子インタビュー>
2005年・2007年・2010年に放送した
ドラマ「女刑事みずき~京都洛西署物語~」と
舞台「熱海五郎一座」で一緒でした。
初めてあった時、ほんとに「テディベア」みたいでかわいい!と思いました。
珍しいですよね、あれだけ毛の多い人ってw
ほんとにくまさんみたいで、うちの床の間に(ないんですけど)飾っときたいなって。
舞台「熱海五郎一座」で共演した時に驚いたことがありました。
小倉さんはセリフをほぼ間違えないんです。
間違ったとしても持ち前のキャラクターで「ぼそぼそ」喋るので誰もわからないんですね。
小倉さんはパーフェクトです。
計算とか技もあると思うのですが、どう振舞えば「自分が可愛く見えるか?」をすごくよくご存知です。
ですから、女子から見ると、あんなかわいい生き物はいないんです。
甘え上手な話し方ですし。幾つになっても可愛いですね、あの方は。
舞台の楽屋にお花をいただいたんです。それにOGUちゃん人形がついてまして。
依頼、私の舞台の楽屋には必ずOGUちゃん人形が、鎮座してます。
魔除け、厄除け、みたいな感じで私を守ってくれてます。
ドラマ「女刑事みずき~京都洛西署物語~」と
舞台「熱海五郎一座」で一緒でした。
初めてあった時、ほんとに「テディベア」みたいでかわいい!と思いました。
珍しいですよね、あれだけ毛の多い人ってw
ほんとにくまさんみたいで、うちの床の間に(ないんですけど)飾っときたいなって。
舞台「熱海五郎一座」で共演した時に驚いたことがありました。
小倉さんはセリフをほぼ間違えないんです。
間違ったとしても持ち前のキャラクターで「ぼそぼそ」喋るので誰もわからないんですね。
小倉さんはパーフェクトです。
計算とか技もあると思うのですが、どう振舞えば「自分が可愛く見えるか?」をすごくよくご存知です。
ですから、女子から見ると、あんなかわいい生き物はいないんです。
甘え上手な話し方ですし。幾つになっても可愛いですね、あの方は。
舞台の楽屋にお花をいただいたんです。それにOGUちゃん人形がついてまして。
依頼、私の舞台の楽屋には必ずOGUちゃん人形が、鎮座してます。
魔除け、厄除け、みたいな感じで私を守ってくれてます。

<熱海五郎一座>
東京の喜劇“軽演劇”を上演するため2006年に三宅裕司が旗揚げ
「熱海五郎一座」は贅沢な存在なんです。
「劇団 スーパー・エキセントリック・シアター」を家とすると「熱海五郎一座」は毎年1回行く贅沢な別荘に行くみたいな感覚です。
三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、春風亭昇太や東MAX、深作くんたちと一緒に毎年、豪華なゲストを迎えてお芝居ができるっていうのは贅沢だな、と思っています。
「劇団 スーパー・エキセントリック・シアター」を家とすると「熱海五郎一座」は毎年1回行く贅沢な別荘に行くみたいな感覚です。
三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、春風亭昇太や東MAX、深作くんたちと一緒に毎年、豪華なゲストを迎えてお芝居ができるっていうのは贅沢だな、と思っています。