バックナンバー
#834
2022年9月11日
「報道ステーション」のスタジオ照明
【番組司会】寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【出 演】小倉康裕(スタジオ照明担当)
江頭儀浩(気象情報コーナー照明担当)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【出 演】小倉康裕(スタジオ照明担当)
江頭儀浩(気象情報コーナー照明担当)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
テレビ番組の収録に欠かせない照明。
「報道ステーション」の照明を担当する2人に詳しく伺いました。
「報道ステーション」の照明を担当する2人に詳しく伺いました。


<「報道ステーション」のスタジオ照明>
小倉さんは「報道ステーション」の照明デザインを担当。
スタッフがセッティングしやすいようなライトの配置、スタジオの雰囲気が最大限に活きる照明をデザインしたそうです。
スタッフがセッティングしやすいようなライトの配置、スタジオの雰囲気が最大限に活きる照明をデザインしたそうです。

<図面は暗記>
セッティングは放送6時間前からスタート。
3番組が共用するスタジオのため、「報道ステーション」用にライトの向きや角度を調整することから始めます。図面などは全く見ずにセッティング。
スタッフ全員がライトの配置図の内容を暗記しているそうです。
3番組が共用するスタジオのため、「報道ステーション」用にライトの向きや角度を調整することから始めます。図面などは全く見ずにセッティング。
スタッフ全員がライトの配置図の内容を暗記しているそうです。
<照明の微調整>
大まかに番組用の照明をセッティングしたら、高さや角度を調整します。
出演者の席に小倉さんが座り、ライトの高さや角度など細かい指示を出しながらセッティングを進め、開始から1時間ほどでセッティングは終了。
出演者の席に小倉さんが座り、ライトの高さや角度など細かい指示を出しながらセッティングを進め、開始から1時間ほどでセッティングは終了。

<演出に応える照明づくり>
スタジオの演出プランは、当日の打ち合わせで初めて知ります。
取材日は、スタジオに大きな地球儀の模型が置かれ、気温上昇を表現するオレンジ色の照明を作りましたが、演出イメージと違ったため通常の照明に戻すことに。
小倉さん「生放送なので臨機応変な対応が必要、考える時間はないんです。」
取材日は、スタジオに大きな地球儀の模型が置かれ、気温上昇を表現するオレンジ色の照明を作りましたが、演出イメージと違ったため通常の照明に戻すことに。
小倉さん「生放送なので臨機応変な対応が必要、考える時間はないんです。」
<「報道ステーション」スタジオ照明のこだわり>
本物の木を使用している「報道ステーション」のセット。
・木の温もりが伝わるように。
・和紙が使われている部分は柔らかさが出るように。
・花を照らすライトは目立たないよう専用のものを作りました。
照明バトンに吊られているライトは約150台。
それ以外のライトが約250台。
合計約400台のライトが「報道ステーション」のスタジオでは使われています。
・木の温もりが伝わるように。
・和紙が使われている部分は柔らかさが出るように。
・花を照らすライトは目立たないよう専用のものを作りました。
照明バトンに吊られているライトは約150台。
それ以外のライトが約250台。
合計約400台のライトが「報道ステーション」のスタジオでは使われています。



<照明セッティングの実演>
「はい!テレビ朝日です」のスタジオで、小倉さんと江頭さんが照明セッティングを実演。
フィルターを使って明かりをやわらかくし影を薄くしたり、介錯棒と呼ばれる器具を使用して角度や明るさを調整するプロの技を披露。
フィルターを使って明かりをやわらかくし影を薄くしたり、介錯棒と呼ばれる器具を使用して角度や明るさを調整するプロの技を披露。
