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#813
2022年4月10日

民教協55周年

【番組司会】寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)
      八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
「民教協」は『民間放送教育協会』の略称。
放送を通じて教育の機会均等と振興に寄与することを目的として設立されました。

全国33の民間放送局が参加 電波による生涯学習普及を目指し、「日本のチカラ」などの社会教育、教養番組を制作しています。

今年55周年を迎える「民教協」の活動、そして1年かけて制作しているドキュメンタリー「民教協スペシャル」のダイジェスト版をお送りします。

・公益財団法人 民間放送教育協会 事務局長 久野 昌宏
テレビ朝日が「日本教育テレビ」だった時代に全国の学校で流す番組を作っていました。
東京だけではもったいないので地方の各局と協力し合うようになったのが「民教協」の始まりです。



<民教協の活動>
・ドキュメンタリー番組の制作
全国各地の地域のチカラをお届けする教育ドキュメンタリー番組「日本のチカラ」や年に一度、加盟各局からの最優秀企画を映像化する「民教協スペシャル」を制作しています。

・小学校授業支援
テレビなどのマスメディアだけでなく、ネットにあふれている文字情報、動画サイトの映像情報などの「本質」を理解し、選別できる能力を身に付けてほしいという思いから「テレビ番組を作る側」になって、授業で番組を制作する手助けをしています。

・読み聞かせ事業
アナウンサーを中心とした「子どもたちへの本や絵本の読み聞かせ」を各地域で実施。
子どもたちに楽しさや感動だけでなく「感じること、考えること」を学べるようにしています。

<「民教協スペシャル」の審査員が考える「テレビドキュメンタリー」>
◆星野博美さん(作家・ノンフィクションライター)
テレビにできることは絶対にある。
パーソナルな情報ばかり届く日常の中で、広く多くの人に問題意識を訴えることができるのは「テレビにできる特権」。
応援し続けたいし、番組作りの人たちにもガッツを持ってやってもらいたい。


◆森 達也さん(映画監督・ドキュメンタリーディレクター)
ドキュメンタリーというものはディレクターの世界観を、ある素材をメタファーにして送出するものだと思っている。(メタファー:あからさまな比喩表現を使わないたとえ)
そこにあるものを撮るだけでは意味がない。
ディレクターがどれだけ自分の思いを込められるかが大事。
単純に事実だけを淡々と撮ります的なことを言われたら興醒めします。


◆崔 洋一さん(映画監督・脚本家・日本映画監督協会理事長)
最大のテーマは「出演する人の言葉と肉体」。
出演する人の存在がどう映っているか?が大切。
ノンフィクションでありノンドラマだが、そこにテレビのみが送出できるドラマがドキュメンタリーにはあると信じている。



<第36回民教協スペシャル
 「ハマのドン 最後の闘い 博打は許さない」>
・テレビ朝日ディレクター 松原文枝
森監督から「ドキュメンタリーは結果が分からないからこそ面白いんだからこの1年楽しんでやりなさい」と、アドバイスをもらったが最高権力者に対して立ち向かうことは非常に厳しい話で、企画自体が根本的に崩れるのではとドキドキしながら撮影していました。


<内容>
この夏、横浜市からカジノ構想が消え去った―。
カジノ阻止に向け先頭に立って闘った人物がいる。
“ハマのドン”こと藤木幸夫氏。御年91歳。港湾の男たちをまとめ、港とともに生きてきた人物だ。
地元政財界に影響力を持つだけでなく、森元総理大臣、二階前幹事長ら中央政界の人脈も広く、地元選出の菅前総理大臣を支援してきた。
その人物が、菅前総理が推し進めてきたカジノ構想に真っ向から反旗を翻したのだ。
忖度がはびこり、誰もが権力になびく中で、藤木氏は反対を貫いた。
そして、8月の横浜市長選が最後の決戦の場となった。立ち上がった市民たち。
藤木氏はどう動いたのか。2年半に及ぶ闘いを追った。

ナレーター:リリー・フランキー
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<4月21日は「民放の日」>
日本民間放送連盟では1951年4月21日に民間放送が初の予備免許を受けた記念として4月21日は「民放の日」と定めています。

この日を中心に、民放の成り立ちや歴史などを紹介し、視聴者・リスナーの皆様に民間放送への理解を深めてもらう「民放の日」キャンペーンを展開しています。

詳しくは民放連ウェブサイトの特設ページ
https://www.j-ba.or.jp/fest421/
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全国各局の、地球環境保護やSDGsなどの取り組みを紹介する「ラジオとテレビのサスティナブル」のコーナーもあります。