バックナンバー

#744
2020年10月18日

EXシアター六本木の感染症対策

【番組司会】寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)
      八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【ゲスト】大久保なみ(EXシアター六本木副支配人)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)

テレビ朝日が運営する多目的ホール、EXシアター六本木が行っている新型コロナウイルス感染防止対策について、大久保なみ副支配人に話を聞きました。


<内容>
●公演の中止・延期
コロナウイルスの感染拡大により、公演が中止・延期となり始めたのが2020年2月末。
そこから3ヶ月半、公演を実施できなかった。
これまでに経験のない状況の中、延期は?再開は?キャンセル料金は?という問題をイベント主催者と一つ一つ相談しながら対処した。




●公演中止時に何を?
閉館中、技術スタッフは機材のメンテナンス、その他のスタッフも換気ダクトや照明を吊すバトンの洗浄、舞台の大きな黒幕の洗濯など、館内の隅々まで清掃を徹底的に行った。


●公演のインターネット配信
再開への第一歩として、無観客で収録・配信した。
EXシアターオンラインをテレ朝動画(テレビ朝日の動画配信サービス)で6月からスタート。
https://www.tv-asahi.co.jp/douga_mv/ex-theater-online/


●観客を入れた公演の再開
2020年7月。最大収容人数の50%の観客を入れて公演を再開。


●現在の感染防止対策
公演開催時には、主催者と協力し、開場前、公演と公演の間、講演後にホール内はもちろん、手の触れる場所を徹底的に消毒。
ソーシャルディスタンスを保つための指示や人と人との接触を回避する工夫を多数行っている。
さらに、優れた換気能力を持つホールは、10分でホール内の空気を完全に入れ替え、舞台からの飛沫も、空気の流れで客席に届きにくい仕組みになっている。