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#729
2020年6月28日

鈴木おさむ 「M 愛すべき人がいて 最終回直前」

【番組司会】寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)
【ゲスト】鈴木おさむ(放送作家、脚本家、ラジオパーソナリティ、タレント、映画監督)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)

<鈴木おさむ・プロフィール>

1972年生まれ
中居正広のニュースな会、いまだにファンです!、家事ヤロウ!!!(テレビ朝日)
SMAP×SMAP、めちゃ×2イケてるッ!
映画 ONE PIECE FILM Z
映画 ハンサム★スーツ
M 愛すべき人がいて など


<M 愛すべき人がいて 脚本の狙い>
いろんな観方が出来るドラマを作りたかった。
世の中がざわつくことが出来たらいいな。
番組を観ながらSNSで語ってほしかった。
リアルタイムでテレビを観てもらえることをしたい。
主人公のマサとアユ以外にもう一本大きな軸を作りたかった。
一話終わって「ツッコ見ドラマでしょ」とSNSで騒がれた。
自分が作るドラマは、バラエティの台本を書いてきた自分にしか書けないものにしたかった。
自分が子供の頃に観ていたドラマのインパクトを与えたかった。
ドラマの新しい観方はできたのかな?




<新型コロナウイルス禍で脚本の変更>
撮影が中止になったことで、番組の副音声版を制作することに。
ラジオで番組の苦言を散々に言っていた伊集院光さんにお願いすることに。
所属事務所に電話をしたら「怒られる!」と思ったらしいのですが、受けていただくことができました。
副音声の人の顔を出すなんて前代未聞。コロナ禍でなければなかったこと。
テレビの火を消さないために制作陣が頑張っている姿を見て、自分に何かできないか?と思い、収録が終わっていないシーンに印をつけてもらい、そこにSNSを受けて、台本を書き足した。決定稿だったのにw
雪やコンコンをわざと歌うシーンとか、田中みな実さんシーンとか。
放送の尺は変わらないのに、「シーンが増えるってどういうこと?」と出演者に怒られましたけどw
でもそのノリが出来たのが良かった。




<最終回の見どころ>
軸は、マサとアユの物語。
浜崎あゆみという歌手の存在が今、現実にスターとしてあることが大切。
フィクションの要素を加えた今回のドラマに散々ツッコんできた視聴者が観終わった時に、どんな気持ちになるのかが楽しみ。
最終回の田中みな実さんもすごいです。僕が書き足しちゃったのでw



※鈴木おさむさんの「新型コロナウイルス禍とテレビ」は、7月12日(日)に放送予定です。