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#728
2020年6月21日

片岡信和 「天気予報の役割とテレビ」

【番組司会】寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)
【ゲスト】片岡信和(俳優、モデル、ミュージシャン、気象予報士)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)

<片岡信和・プロフィール>

1985年生まれ
2008年 「炎神戦隊ゴーオンジャー」ゴーオンブルー/香坂連役で本格デビュー
     その後、ドラマ「京都地検の女」「広域警察」などに出演
2015年 ファーストアルバム「birth」。全曲本人作詞・作曲・ピアノ演奏
2019年 第51回気象予報士試験合格
2020年 3月よりテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」気象情報コーナーを担当


<気象予報士になるきっかけ>
20歳で芸能界デビュー。
芸能の仕事は平和でないと成り立たないと実感した。
自然災害等で撮影した作品がお蔵入りしたり、撮影が中止になることがあり、役者としてだけでなく「世の中の人の役に立ちたい」と考えるようになっていった。


<気象予報士の試験>
本当に難しかった。
テキストを買って開いてみたが、物理や数学を見てテキストを閉じた。
3年前に勉強を始めて毎日2時間、寝る間を惜しんで1500時間くらい勉強した。
学科よりも実技のほうが難しかった。
天気図を読み解いて「解析すること」が実技のテスト。
気象予報士の仕事とは、天気図を見て予想をつくること。




<気象予報士・本番までの動き>
朝4時50分 テレビ朝日到着
      屋上に行って、その日の天気を体感
      テレビ朝日稲荷にあいさつ
朝5時    ウェザーセンターで打ち合わせ
      チームを組んで気象情報コーナーを担当
朝6時    番組スタッフルームで台本作成
      屋上に出て本番前の天気を体感
朝7時40分 台本を覚える
朝8時35分 台本直し 刻々と変わる気象情報に対応
朝9時    CGの動きに合わせてリハーサル
朝9時40分 本番




<こだわり>
天気に興味を持ってもらえる、楽しいなと思ってもらえるコーナーにしたい。
家で出来るストレッチを紹介しているのはそのため。




<気象予報の難しさ>
命に関わる雨量などが予想されると、どのようにしたら伝わるのか?を常に考えます。
過剰すぎても足りな過ぎてもよくない。


<ステイホームの過ごし方>
ピアノや三味線などの芸事を毎日かかさずやっている。
腹筋は1日1000回、歯磨きをするようにやってます。


<テレビとは>
『動くためにきっかけになるもの』