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#698
2019年11月10日
宣伝部の仕事~巨大バナーができるまで~
「ドクターX ~外科医・大門未知子~」編
【司会】寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)
<内容>
テレビ朝日の玄関口「アトリウム」に何枚もある巨大な垂れ幕、通称「巨大バナー」はどのように制作され、どうやって設置しているのか?
2019年10月から始まった「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の「巨大バナー」のできるまでに密着しました。
テレビ朝日の玄関口「アトリウム」に何枚もある巨大な垂れ幕、通称「巨大バナー」はどのように制作され、どうやって設置しているのか?
2019年10月から始まった「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の「巨大バナー」のできるまでに密着しました。

◆デザイン会議◆
番組のPRとなる「巨大バナー」は宣伝部が担当します。
キービジュアルとなる番組ポスターを元に、ドラマスタッフやデザイナーとバナー用にデザインを調整変更します。
前シーズンのバナーデザインをベースに、テーマカラーをゴールドとレッドに変更。
テーマカラーは、番組脚本家の中園ミホさんが毎回決定します。
キービジュアルとなる番組ポスターを元に、ドラマスタッフやデザイナーとバナー用にデザインを調整変更します。
前シーズンのバナーデザインをベースに、テーマカラーをゴールドとレッドに変更。
テーマカラーは、番組脚本家の中園ミホさんが毎回決定します。

◆印刷◆
ターポリン(運動会のテントなどに使われる丈夫な生地)に、巨大プリンターで印刷。
高さ13.2m×幅4.3mの大きさは、1枚で出力できないため、7パーツに分けてプリントします。
高さ13.2m×幅4.3mの大きさは、1枚で出力できないため、7パーツに分けてプリントします。

◆裁断◆
7パーツに分けてプリントされたものをつなぎあわせるため、余白をカットします。
裁断専用の機械はイタリアから輸入した特殊なもの。
センサーが付いているため、大きなものでも曲がらずにカットしてくれます。
裁断したものの表面に傷を防止するコーティング剤を塗る。
裁断専用の機械はイタリアから輸入した特殊なもの。
センサーが付いているため、大きなものでも曲がらずにカットしてくれます。
裁断したものの表面に傷を防止するコーティング剤を塗る。

◆圧着◆
7パーツを合体させる方法は接着剤ではなく専用の機械で、熱で圧着します。
幅4.3mを5回に分け、ずれないように手作業で圧着する作業は、6回繰り返されます。
剥がすことのできない、まさに“失敗できない”作業なのです。
幅4.3mを5回に分け、ずれないように手作業で圧着する作業は、6回繰り返されます。
剥がすことのできない、まさに“失敗できない”作業なのです。

◆設置◆
よる8時30分。
テレビ朝日のアトリウム開放が終わった後に作業は始まります。
高所作業に長けた職人6名。
アトリウムの外からも中からも見えるように、同じものを2枚重ねて設置します。
重量は2枚で約40kg。引き上げるのも大変。
テレビ朝日のアトリウム開放が終わった後に作業は始まります。
高所作業に長けた職人6名。
アトリウムの外からも中からも見えるように、同じものを2枚重ねて設置します。
重量は2枚で約40kg。引き上げるのも大変。

◆豆知識◆
巨大バナーの最下部は2重構造。
放送開始までは開始日時が見えていますが、初回放送後は「曜日と時間」だけになるようになっています。
放送開始までは開始日時が見えていますが、初回放送後は「曜日と時間」だけになるようになっています。


