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#675
2019年5月12日

「ジャーナリスト・田原総一朗 テレビを語る(前編)」

ゲスト:田原総一朗(ジャーナリスト)
司会:寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)
ナレーター:田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
85歳になった今も、歯に衣着せぬ発言と圧倒的な存在感で、活躍を続けるジャーナリスト・田原総一朗さんに、テレビの過去、現在、そして未来について様々なお話を伺いました。


<内容>
【ジャーナリストの原点】
昭和9年、滋賀県・彦根に生まれた田原総一朗さん。
ジャーナリストの原点は終戦を迎えた昭和20年の夏にありました。
戦前と戦後で大きく変わった学校の先生の言葉が、ジャーナリストとして歩む、その後の人生を決定づけたといいます。
【ジャーナリストの道へ】
東京12チャンネル(現・テレビ東京)に29歳で入社した田原さんは、独自の視点で多くのドキュメンタリー作品を手がけていきます。
「異色のドキュメンタリスト」と呼ばれた過激な作品の舞台裏を明かしてくれました。


【制作者から出演者へ】
雑誌に連載した記事が元で13年のディレクター生活に終止符を打ち、田原さんはフリーのジャーナリストとして活動を始めます。
過激な発想と、広く深い知識は、やがてテレビ局の目にとまり、田原さんは出演者として、テレビ朝日の深夜番組「トゥナイト」に出演することとなります。
【心がけていること】
ジャーナリストとして活動する際、田原さんには心がけていることがあります。
それは取材対象と必ず会って話を聞くこと。
インタビューの極意は「相手のことを徹底的に調べてから会いに行く」。
「ここまで知っているんだ」と相手に思わせることで、より深い話が聞けるといいます。このことは、あの田中角栄内閣総理大臣から学んだことだそうです。