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#673
2019年4月28日
「伊東四朗とテレビ」前編
司会:寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)
ゲスト:伊東四朗
VTR:大川武宏(テレビ朝日 ドラマ班ゼネラルプロデューサー)
ナレーター:田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
ゲスト:伊東四朗
VTR:大川武宏(テレビ朝日 ドラマ班ゼネラルプロデューサー)
ナレーター:田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
<内容>
芸歴61年 役者、司会者、コメディアンなど、幅広く息長く活躍をしている伊東四朗さんにテレビのこと、これからのことを伺いました。
【芸能界に入ったきっかけ】
就職試験に落ち、昭和31年頃アルバイトを始める。
給料は大好きだった歌舞伎や喜劇を観に行くのに使っていた。
毎回同じ席に座って観劇していると、新宿のフランス座の座長・石井均から声をかけられ楽屋に呼ばれる。
その後、21歳の時チョイ役を貰い劇団「笑う仲間」で舞台デビュー。
【てんぷくトリオ】
スタート時の名前は「三波・戸塚・伊東トリオ」。
キャパレーなどの仕事場で司会者がトリオ名を覚えられず、「なんかあんたら名前つけなさいよ。ぐうたらだなー」と言われ、「ぐうたらトリオ」に。
しかし当時人気芸能人の登竜門といわれた日劇に出演が決まった時、「そんな野暮な名前で丸の内の日劇の舞台には上げられない」と言われ、日劇の重役さんが名付けたのが「てんぷくトリオ」だった。
【尊敬する人は森繁久彌】
ドタバタ喜劇から大真面目な芝居まで何をやらせてうまい人だった、森繁が歌う歌が大好きでカセットレコーダーに録音してもらった、歌のテープを今でも持っている。
【コメディアンとして】
ふざけた物は喜劇ではないと思っている。
シェイクスピアも歌舞伎も全部 喜劇の中に要素が入ってる。
そんな喜劇は芝居の中では一番上にあると思う。
喜劇役者を続けてきたことは自分の誇り。
【ベンジャミン伊東】
昭和51年(1976年)から約1年半放送された、コントメインのバラエティ番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」。
伊東さん扮する「ベンジャミン伊東」が率いる電線軍団が、こたつの上に登り「電線音頭」を歌い踊る様子が社会現象になった。
「キャンディーズ、小松政夫、東八郎、そして振付け師もいますので、あとは伊東さんお任せします」とお願いされ、衣装からメイクまで自分で考えた。
サーカスの団長みたいな衣装は、ベンジャミン伊東が伊東四朗であると世間にわからないようにしたかったから。
【役者として】
特捜9・おかしな刑事で伊東四朗さんの役者としての姿をよく知る、大川武宏GPインタビュー。
「伊東さんはアドリブをやらず、稽古場でおもしろさを作りこんで、本番で100%再現している」
家から考えてきてやるのはアドリブではない。
自分を目立たせるためにやるのは邪道なので伊東四朗はアドリブを入れない。
芸歴61年 役者、司会者、コメディアンなど、幅広く息長く活躍をしている伊東四朗さんにテレビのこと、これからのことを伺いました。
【芸能界に入ったきっかけ】
就職試験に落ち、昭和31年頃アルバイトを始める。
給料は大好きだった歌舞伎や喜劇を観に行くのに使っていた。
毎回同じ席に座って観劇していると、新宿のフランス座の座長・石井均から声をかけられ楽屋に呼ばれる。
その後、21歳の時チョイ役を貰い劇団「笑う仲間」で舞台デビュー。
【てんぷくトリオ】
スタート時の名前は「三波・戸塚・伊東トリオ」。
キャパレーなどの仕事場で司会者がトリオ名を覚えられず、「なんかあんたら名前つけなさいよ。ぐうたらだなー」と言われ、「ぐうたらトリオ」に。
しかし当時人気芸能人の登竜門といわれた日劇に出演が決まった時、「そんな野暮な名前で丸の内の日劇の舞台には上げられない」と言われ、日劇の重役さんが名付けたのが「てんぷくトリオ」だった。
【尊敬する人は森繁久彌】
ドタバタ喜劇から大真面目な芝居まで何をやらせてうまい人だった、森繁が歌う歌が大好きでカセットレコーダーに録音してもらった、歌のテープを今でも持っている。
【コメディアンとして】
ふざけた物は喜劇ではないと思っている。
シェイクスピアも歌舞伎も全部 喜劇の中に要素が入ってる。
そんな喜劇は芝居の中では一番上にあると思う。
喜劇役者を続けてきたことは自分の誇り。
【ベンジャミン伊東】
昭和51年(1976年)から約1年半放送された、コントメインのバラエティ番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」。
伊東さん扮する「ベンジャミン伊東」が率いる電線軍団が、こたつの上に登り「電線音頭」を歌い踊る様子が社会現象になった。
「キャンディーズ、小松政夫、東八郎、そして振付け師もいますので、あとは伊東さんお任せします」とお願いされ、衣装からメイクまで自分で考えた。
サーカスの団長みたいな衣装は、ベンジャミン伊東が伊東四朗であると世間にわからないようにしたかったから。
【役者として】
特捜9・おかしな刑事で伊東四朗さんの役者としての姿をよく知る、大川武宏GPインタビュー。
「伊東さんはアドリブをやらず、稽古場でおもしろさを作りこんで、本番で100%再現している」
家から考えてきてやるのはアドリブではない。
自分を目立たせるためにやるのは邪道なので伊東四朗はアドリブを入れない。


