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#667
2019年3月17日

渡辺篤史の建もの探訪 30周年(前編)

ゲスト:渡辺篤史
司会:寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)
ナレーター:田中萌(テレビ朝日アナウンサー)

<内容>
放送回数は1500回を突破、4月には30周年を迎える。
「渡辺篤史の建もの探訪」は平成元年の4/1にスタート。

探訪した個人宅は1500軒以上、出会った家族は6000人を越える。

初回から長年携わるスタッフのインタビューを交え
渡辺篤史さんに長寿番組ならでは秘話を伺いました。


<秘話>
@放送1回目は沖縄の公共施設を取材。「お宅拝見」ではなかった。

@個人の家を探訪するようになったきっかけは、番組開始前から建築雑誌を購読していた渡辺さんの発案だった。

@番組スタート当初は作っていた台本も21世紀に入る頃からなくなり、近年はインターホンの位置情報のみ伝えられている。
家の中の探訪ポイントや家族構成の情報は一切知らされないまま撮影が始まる。
つまり「渡辺篤史の“探訪ライブショー”」

@番組ラストにある恒例の「しめコメント」の内容は渡辺さんがその場で考案、時間は1分以内が目安、家主のいないところで話すようにしている。

@30年の探訪の中で渡辺さんの一番思い出に残る「建もの」は、青山のキラー通りにある「塔の家」(建築家:東孝光)
理由は、コンクリート打ちっ放しや狭小住宅の先駆け的な建ものとして感銘を受けたからだと言います。