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#653
2018年12月2日
第24回 PROGRESS賞
司会:寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)
ナレーター:田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
ナレーター:田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
今回受賞した4作品を2週にわたってお届けします。
放送番組のより一層の“質的向上・系列各局の制作力の向上”に資するものとして制定。
「PROGRESS(プログレス)」とは、進歩・向上・成長を意味し、制作者たちの日頃の努力を応援するものです。
系列全社が参加、ジャンルは問わず、自社制作の前年度(毎年4月1日から翌年3月末日 まで)に放送された番組の中から、1作品をエントリー。
各社番組審議会委員(選考委員)による選考作業(ブロック別および全国選考の2段階)を経て、各賞を決定します。
制作:東日本放送
ほっとネットとうほく
「女将たちのスーパーヒーロー ~気仙沼漁師カレンダー~」
(放送日時 2017年12月17日 放送分数 47分)


(番組内容)
命がけで自然と向き合い、海と共に生きる男たち『漁師』。そんな海の男たちを主役に、躍動感溢れる写真を満載した「気仙沼漁師カレンダー」。企画・制作をしているのは、ふるさとを盛り上げようと地元の女性たちが結成した「つばき会」である。メンバーは「漁師さんあっての気仙沼」、「かっこいい、気仙沼のスーパーヒーローにもっと光を当てたい」と、日夜頑張る漁師さんにエールを送る。その思いの裏には漁師の数の激減、水産業を取り巻く環境の変化など日本の漁業が抱える問題が横たわる。漁師の魅力を全国に発信することで少しでも未来の漁業を変えるチカラになりたい、その手段として選んだのがカレンダーづくりだった。完成までの2年間、つばき会の活動に密着した。
(制作者より)
つばき会の女性たちのパワフルな活動ぶりは優しくしなやかで、したたか。
彼女たちの芯の強さは、漁師や海、ふるさとに対する深いおもいやりがあるからこそ。決してあきらめない港町の女性たちの思いが伝われば幸いです。
(※番組HPより引用)
【奨励賞】
制作:静岡朝日テレビ
「いまだ死刑囚~袴田事件 再審のゆくえ~」
(放送日時 2018年2月11日 放送分数 48分)


(番組内容)
釈放された“死刑囚”袴田巌さん(番組OA当時81)。2014年、静岡地裁は「これ以上拘置を続けるのは耐え難いほど正義に反する」と再審決定し、袴田さんはおよそ半世紀ぶりに自由になった。しかし、検察が即時抗告したため、その後も東京高裁で審理が続く。長年の獄中生活で拘禁反応に苦しむ袴田さんだが、失った日常を一つずつ取り戻しつつある。釈放後の4年間を追った。
(制作者より)
「どうして、こんなに歩くんですか」。初めて袴田さんと朝から夕方まで街中を歩き続け、疲れ切って家に戻った時には、思わずそう聞いてしまいました。
「幽霊がいるから」という理解ができない答え。拘禁反応の影響です。しかし、その後も毎日歩き続ける姿を見て、何か執念のようなものが袴田さんを動かしていると感じざるを得ませんでした。無罪であれば48年もの人生を不当に奪われたことになります。自由でありながら今も“犯人”に違いはありません。
その事実の重みは容易に理解することはできませんが、袴田さんの日常を通じて伝わってくる部分もありました。そうした現状の一端を、一般の方にも見える形にしたいと思い番組を制作しました。
(※番組HPより引用)
PROGRESS賞(プログレス)とは…
1995年にテレビ朝日系列24社の番組審議会委員が推奨する最高の賞。放送番組のより一層の“質的向上・系列各局の制作力の向上”に資するものとして制定。
「PROGRESS(プログレス)」とは、進歩・向上・成長を意味し、制作者たちの日頃の努力を応援するものです。
系列全社が参加、ジャンルは問わず、自社制作の前年度(毎年4月1日から翌年3月末日 まで)に放送された番組の中から、1作品をエントリー。
各社番組審議会委員(選考委員)による選考作業(ブロック別および全国選考の2段階)を経て、各賞を決定します。
今週の2作品(ダイジェスト版)
【優秀賞】制作:東日本放送
ほっとネットとうほく
「女将たちのスーパーヒーロー ~気仙沼漁師カレンダー~」
(放送日時 2017年12月17日 放送分数 47分)


(番組内容)
命がけで自然と向き合い、海と共に生きる男たち『漁師』。そんな海の男たちを主役に、躍動感溢れる写真を満載した「気仙沼漁師カレンダー」。企画・制作をしているのは、ふるさとを盛り上げようと地元の女性たちが結成した「つばき会」である。メンバーは「漁師さんあっての気仙沼」、「かっこいい、気仙沼のスーパーヒーローにもっと光を当てたい」と、日夜頑張る漁師さんにエールを送る。その思いの裏には漁師の数の激減、水産業を取り巻く環境の変化など日本の漁業が抱える問題が横たわる。漁師の魅力を全国に発信することで少しでも未来の漁業を変えるチカラになりたい、その手段として選んだのがカレンダーづくりだった。完成までの2年間、つばき会の活動に密着した。
(制作者より)
つばき会の女性たちのパワフルな活動ぶりは優しくしなやかで、したたか。
彼女たちの芯の強さは、漁師や海、ふるさとに対する深いおもいやりがあるからこそ。決してあきらめない港町の女性たちの思いが伝われば幸いです。
(※番組HPより引用)
【奨励賞】
制作:静岡朝日テレビ
「いまだ死刑囚~袴田事件 再審のゆくえ~」
(放送日時 2018年2月11日 放送分数 48分)


(番組内容)
釈放された“死刑囚”袴田巌さん(番組OA当時81)。2014年、静岡地裁は「これ以上拘置を続けるのは耐え難いほど正義に反する」と再審決定し、袴田さんはおよそ半世紀ぶりに自由になった。しかし、検察が即時抗告したため、その後も東京高裁で審理が続く。長年の獄中生活で拘禁反応に苦しむ袴田さんだが、失った日常を一つずつ取り戻しつつある。釈放後の4年間を追った。
(制作者より)
「どうして、こんなに歩くんですか」。初めて袴田さんと朝から夕方まで街中を歩き続け、疲れ切って家に戻った時には、思わずそう聞いてしまいました。
「幽霊がいるから」という理解ができない答え。拘禁反応の影響です。しかし、その後も毎日歩き続ける姿を見て、何か執念のようなものが袴田さんを動かしていると感じざるを得ませんでした。無罪であれば48年もの人生を不当に奪われたことになります。自由でありながら今も“犯人”に違いはありません。
その事実の重みは容易に理解することはできませんが、袴田さんの日常を通じて伝わってくる部分もありました。そうした現状の一端を、一般の方にも見える形にしたいと思い番組を制作しました。
(※番組HPより引用)


