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#590
2017年8月27日

シリーズ・沖縄のメディア(2)「沖縄タイムス」与那嶺一枝さんに聞く

ゲスト:与那嶺一枝(「沖縄タイムス」編集局次長 兼 報道本部長)
司会:寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)
ナレーション:萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)
沖縄のメディアについて考えるシリーズ2回目。「沖縄タイムス」編集局を寺崎アナウンサーが訪ね、与那嶺一枝さんに地元ジャーナリストの想いを伺いました。

ホームレスひとり一人の人間模様と自立への過程を描いた長期連載「生きるの譜」を担当し、“貧困ジャーナリズム大賞”(2010年度)を受賞した与那嶺一枝さん。
長期連載を通じて取材対象と向き合う姿勢や、記事化するにあたって気を付けたことなどを聞きました。また、地方紙と全国紙の役割の違い、「沖縄の新聞は、偏っているのか?」といったメディア論、今後テレビに望むこともお聞きしました。

「テレビや新聞について感じること」を聞いた街頭インタビューや、寺崎アナウンサーの辺野古リポートなども交えて、お送りします。

与那嶺一枝(よなみね かずえ)プロフィール

「沖縄タイムス」編集局次長 兼 報道本部長
1965年沖縄生まれ。1990年沖縄タイムス社入社 政経部、学芸部、社会部デスクなどを経て、2016年から現職。QAB琉球朝日放送の放送番組審議会委員も務める。

「沖縄タイムス」

1948年7月1日創刊。アメリカ軍施政下で、戦後、初めて発行が許可された民間の新聞。
沖縄のホームレスの人々を取り上げ、野宿生活に至る経緯と、自立への道を6か月間、35回にわたる長期連載「生きるの譜」(2009年7月~12月掲載)は、「貧困ジャーナリズム大賞2010」の大賞を受賞した。