バックナンバー

#589
2017年8月20日

シリーズ・沖縄のメディア(1)「テレビが伝えたいこと~琉球朝日放送~」

ゲスト:謝花 尚(QAB琉球朝日放送「Qプラス」キャスター)
司会:寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)
ナレーション:萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)
基地問題など独自の課題を抱えている沖縄。
地元のメディアは、どのような視点で、どのような思いで日々の報道に取り組んでいるのでしょうか。2週にわたり、地元テレビ局と新聞社のジャーナリストを寺崎アナウンサーが訪ねます。

1回目は、1995年10月に開局したテレビ朝日系列のQAB琉球朝日放送。
「Qプラス」(月~金 午後6時25分放送*沖縄ローカル)という夕方のニュース番組のキャスター、謝花尚(じゃはな たかし)さんに、キャスターとしていつも大切にしていること、基地問題などにおける県外との「温度差」について、県内向けの放送と全国ネット放送の関係などを聞きました。

沖縄では、第二次大戦末期、激しい地上戦が行われ20万を超す人々がなくなり、県民の4人に1人が死亡したと言われています。沖縄県では、日本軍の組織的戦闘が終了した6月23日を「慰霊の日」としていますが、地元メディアは72年前の沖縄戦をどのように伝えているのでしょうか。
今年6月23日に放送された「Qプラス」の内容を紹介し、取材した記者などにインタビュー。どのように沖縄戦の記憶を次の世代に伝えていくか、その取り組みについて聞きました。