2020年10月15日(木)よる8時放送!

大人気長寿シリーズとして愛された
伝説の刑事ドラマ“はぐれ刑事”が
装い新たに、帰ってくる!
テレ朝初主演原田泰造が寄り道しながら難事件を解決…!?
刑事ドラマの歴史に名を刻む“はぐれ刑事”が、原田泰造主演で新たに帰ってくる!

 テレビ朝日はこれまで数々の刑事ドラマを世に送り出してきましたが、中でも、今なお色褪せることのない人気シリーズの代表格が『はぐれ刑事純情派』です。同作は1988年の放送開始以来、2009年までの22年間のあいだに計444回にわたって放送され、最高視聴率25.4%(世帯/関東/ビデオリサーチ調べ)を記録した大人気長寿シリーズです。
 そんな伝説の刑事ドラマがこのたび、装い新たに帰ってきます! 今作の主人公、捜査一課の個性派刑事・浦安吉之を演じるのは、俳優としての活躍もめざましい原田泰造。ドラマ『全力失踪』(主演)、『未満警察 ミッドナイトランナー』、『サ道』(主演)、映画『ミッドナイト・バス』(主演)など、直近でも数多くの作品に出演してきた原田にとって、本作が待望のテレビ朝日ドラマ初主演となります。

本格的サスペンスはもちろんのこと、人情味あふれるやりとりは健在!

 『はぐれ刑事純情派』シリーズといえば、藤田まことさん演じる安浦刑事の人情味あふれるキャラクターが視聴者を魅了してきましたが、今回の『はぐれ刑事三世』では新たな主人公像が確立されます。浦安は、普段はとぼけて昼行燈を演じているものの、実は敏腕な男。事件の関係者の心にもすっと入り込み、捜査を進めます。ひとつひとつ積み重ねた事実をもとに、立ち話でも笑顔を絶やすことなく、一方で相手の話の矛盾を鋭く突きながら、難攻不落な刺殺事件の真相に迫っていきます。あちこち迷い寄り道(=はぐれ)しながらも真実へと向かっていく浦安に、ぜひご期待ください。
 浦安を取り巻く人々も魅力的なキャラクターがそろいました。浦安と行動をともにし、実は浦安に負けず劣らずの方向音痴の女性刑事、浦安を始めとする個性豊かな部下を率いる班長、一癖も二癖もある容疑者たち、そして心休まる浦安の愛すべき家族まで。今後発表される個性豊かな共演陣を楽しみにお待ちください!

ニュース

原田泰造が新たな“はぐれ刑事”に!『はぐれ刑事三世』追加キャスト決定!
内田理央が相棒役の女刑事!!胃痛持ちの捜査一課班長に立川談春
そして、ドラマを彩る共演者も一挙公開!


2020年10月6日

原田泰造主演“はぐれ刑事”の相棒に内田理央!二人の上司・班長は立川談春!

 重度の方向音痴と、伝説の刑事・安浦吉之助に名前が似ていることから“はぐれ刑事三世”のあだ名をつけられた捜査一課・刑事、浦安吉之(原田泰造)が主人公のドラマスペシャル『はぐれ刑事三世』。このたび、本作の個性豊かな共演陣を一挙に発表!
 浦安とコンビを組む相棒役の女性刑事・仁城華子を演じるのは内田理央。『おっさんずラブ』での好演が評判を呼び、第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリで助演女優賞を受賞。直近では連続ドラマ『向かいのバズる家族』、『来世ではちゃんとします』に主演し、今年8月には主演舞台が上演されるなど、今最も旬な女優の一人です。
 華子は正義に対して強いこだわりを持ち、捜査のためなら政治家である父親の名を躊躇なく使う“捜査ファースト”の刑事。一方では浦安に負けず劣らず方向音痴で、どこか愛きょうのある女性。原田と内田、新生バディの掛け合いにも注目です。
 浦安と華子の勝手な捜査の尻拭いで、年中胃薬が欠かせない警視庁捜査一課河辺班の班長・河辺一成を演じるのは立川談春。最もチケットが取れない人気落語家の一人でありながら、近年は俳優として『ルーズヴェルト・ゲーム』や『下町ロケット』で重厚な演技を披露してきました。
 河辺は部下に振り回されているようで、締めるべきところはしっかりと手綱を締める男。部下とも確かな信頼関係を築き、班員一丸となって難事件に立ち向かいます。立川の存在感が、ドラマに一層の深みと味わいを加えます。


同僚刑事、愛すべき家族、事件関係者に演技派メンバーが集結!

 内田や立川以外にも、実力派キャストが集結!さまざまな登場人物を演じます。事件関係者には、美しすぎるIT社長に紺野まひる、総合商社社長に佐戸井けん太、その秘書に逢沢りな、同社取締役で創業者一族の御曹司に忍成修吾、殺人事件の第一発見者に藤井美菜が、それぞれ決定しました。
 また中堅刑事・真島志乃を演じるのは、金曜ナイトドラマ『家政夫のミタゾノ』の家政婦役でおなじみのしゅはまはるみ。さらに、占い師の言うことをすぐに信用する浦安の妻を真飛聖が務めます。
 装いも新たに誕生する“はぐれ刑事ワールド”にご期待ください!


主な登場人物

浦安吉之(うらやす・よしゆき)

原田泰造

警視庁捜査一課・河辺班の刑事。普段はとぼけて昼行灯を演じているが、実はスマホなどのデバイスを見事に使いこなす敏腕刑事。重度の方向音痴と、伝説の刑事・安浦吉之助に名前が似ていることから、付けられたあだ名は“はぐれ刑事三世”。さらに安浦と同じく“やっさん”と呼ばれるが、当の本人は恐縮しまくっている。あちこち寄り道(=はぐれ)しながら、事件の真相に迫る。

仁城華子(にんじょう・はなこ)

内田理央

警視庁捜査一課・河辺班の刑事。政治家の娘で、毛嫌いしている父の名も捜査に役立つときはためらわず使う。自由な浦安にツッコミを入れ監視しているとみせて、実は自身も重度の方向音痴。

河辺一成(かわべ・いっせい)

立川談春

警視庁捜査一課・河辺班の班長。浦安と華子の良いとことも悪いところも理解している上司。自由すぎる2人のフォロー役を担っているが、その心労からいつも胃を痛め、胃薬が手放せない。

浦安都子(うらやす・みやこ)

真飛聖

浦安の妻。占い師の言うことをすぐうのみにし、今はあるインテリアデザイナーが推す水玉グッズ集めに夢中。

真島志乃(ましま・しの)

しゅはまはるみ

警視庁捜査一課・河辺班の刑事。浦安や華子に振り回される河辺を気遣う。

<事件関係者>

大角芽衣(おおすみ・めい)

紺野まひる

殺された浦賀有美が副社長を務めるITベンチャー『ロマンティック製作所』の社長。“美しすぎるIT社長”として世間から注目を集める。

古沢秀史(ふるさわ・ひでふみ)

佐戸井けん太

総合商社『植井商事』社長。『ロマンティック製作所』を敵対視している。

植井圭介(うえい・けいすけ)

忍成修吾

『植井商事』取締役で創業者一族の御曹司。古沢と確執がある。

三田陽菜(みた・はるな)

藤井美菜

レストラン『新宿三田亭』の店長。有美が殺された事件の第一発見者。

今北茉理(いまきた・まり)

逢沢りな

古沢の秘書。玉の輿を狙い、ある男に猛烈なアタックをしている。

あらすじ

 女性の刺殺体が見つかった。被害者はITベンチャー『ロマンティック製作所』副社長の浦賀有美(松岡依都美)。警視庁捜査一課河辺班の仁城華子(内田理央)ら刑事たちが事件現場を調べていると、班長の河辺一成(立川談春)が、一緒に現場に来たはずの浦安吉之(原田泰造)警部補が見当たらないと気づく。重度の方向音痴と、伝説の刑事・安浦吉之助に名前が似ていることから、そんな浦安に付けられているあだ名は“はぐれ刑事三世”――。
 その後こっそり現場に合流した浦安は、さっそく捜査を開始。第一発見者であるレストラン店長・三田陽菜(藤井美菜)に話を聞くが、浦安は陽菜の発言に違和感を覚える。
 つづいて有美の勤め先を訪ねた浦安は、同社社長の大角芽衣(紺野まひる)に話を聞く。芽衣は“美しすぎるIT技術者”として知られ、新技術開発の助成金をめぐって政治家との不適切な関係を疑われたばかりだった。一方で芽衣は、自分を陥れたのは総合商社『植井商事』の古沢秀史(佐戸井けん太)社長に違いないと証言。しかし当の古沢は事件への関与を全面否定する。
 そんな『植井商事』では、古沢社長と、創業者一族の御曹司で取締役の植井圭介(忍成修吾)との社内抗争が巻き起こり、その植井と思われる人物が事件当日に殺害現場で目撃されていた…。続々と浮かび上がってくる容疑者たち。しかしその直後、芽衣、古沢、植井の事件当日のアリバイが次々と証明され、さらには陽菜が突如供述を覆し、事件は振り出しに戻ってしまう。はたして浦安は、あちこち寄り道(=はぐれ)しながらも、事件の真相にたどりつくことができるのか――。

コメント

原田泰造(浦安吉之 役)コメント

――はじめに『はぐれ刑事三世』出演オファーの話を聞いたときの、率直な感想は?
 最初は、ただただ驚きました。なんと言っても『はぐれ刑事』ですから。その主演のオファーをいただけたことが嬉しかったです。刑事はこれまでにも演じていますが、役柄として好きなんです。子どもの頃、刑事ドラマがたくさんあってよく見ていましたし、刑事を演じることは僕にとって目標のひとつでした。また、藤田まことさんが54歳から生涯かけて演じていた安浦刑事の奥深さ、そして俳優としての味わい深さ、心惹かれる演技に強く憧れを感じておりました。

――テレビ朝日の刑事ドラマに対する印象は? また本作がテレビ朝日ドラマ初主演となりますが、意気込みは?
 どの作品も面白いですよね。その中でも『はぐれ刑事』は別格で、特別な作品だと思います。歴史があって視聴者の皆さんにとっても印象深いでしょうし、作品の持つブランド力が強いので、「主演だから」と気負わず演じられたらと思います。

――主人公の浦安吉之はどんな人物ですか? 役作りで大切にしているのはどんなところですか?
 浦安は聞き込みに行っても、相手の言っていることをとことん信じようとします。そういうところで、彼の人の良さが伝わればいいな、と思っています。ただ浦安の内面にはいろんな感情があって、「実は…」という部分があります。見終わったとき、浦安の心情について「ああ、そういうことだったのか」と思ってもらえるような演技をしたいですね。

――ズバリ、『はぐれ刑事三世』の見どころは?
 なぜ人が事件を起こしてしまうのか、登場人物たちの感情の動きを丁寧に描いているので、視聴者の皆さんも浦安と一緒に事件を追う気分を味わってもらえるはずです。浦安はどこか懐かしさのあるキャラクターですが、今の時代の刑事らしくスマホを見事に使いこなしています。そのギャップや、「これぞはぐれ刑事!」と言いたくなる雰囲気も楽しんでほしいです。

――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。
 『はぐれ刑事』ファンの皆さんによろこんで見てもらえる作品にするつもりなので、放送を楽しみに待っていてください! 僕に『はぐれ刑事純情派』の安浦刑事のような説得力があるのかどうか疑問ですが、今回は演技に渋さや重みを求められなかったので、安心しています(笑)。ぜひ『はぐれ刑事三世』をシリーズ化して、浦安の人間的な変化を演じていきたいので、応援のほどお願いします!


内田理央(仁城華子 役)コメント

 “はぐれ刑事三世”ことやっさん(浦安吉之)は、とてもチャーミングです。人情を大切に捜査する一方、方向音痴だから“はぐれ刑事”というコミカルな部分も加わっているので、ドラマを楽しんでご覧いただけると思います。
 刑事ドラマの撮影はどうしても緊張するところがありますが、(原田)泰造さんが穏やかで優しい方なので、現場は笑顔が絶えませんでした。やっさんと華子のコンビ感をできるだけ早く出したいと思い、泰造さんと撮影前にしっかりと相談しました。実際、2人とも方向音痴ということがわかる場面を撮影したとき、自然とやっさんに華子がどんな風に話をしているのかを演じられて、最初からコンビネーションはバッチリでした!華子はクールで、見た目も派手です。政治の世界を子どもの頃から見てきたので、感情に流されないところもあります。でも根はまじめで、政治家の娘ですからお嬢様だと思うのですが、自分から積極的に動き、やっさんへも遠慮なくツッコミを入れます。それでいて、自分も方向音痴というところが、華子にも“はぐれ感”があると思っています(笑)。
 河辺班のやりとりも何とも不思議な味わいがあり、私は「シュールでおもしろいな」と感じています(笑)。『はぐれ刑事』ファンの皆さんはもちろんのこと、「『はぐれ刑事』は再放送で見た」という私と同世代の方や、さらに若い皆さんまで、幅広い方々に楽しんでいただけると思います!


立川談春(河辺一成 役)コメント

 幸せに向かって一直線に向かうヤツのことを昭和の時代には“要領がいい”と言ったと思います。令和の時代は回り道をせず、最短距離で行くヤツを“頭がいい”と言うようになりました。でも一直線に行くのがいいことなのか?そもそも幸せは一直線で行けるものなのか?“はぐれる”とは、そのアンチテーゼだと僕は思います。はぐれること、すなわち回り道をすることを美化するつもりはありませんが、回り道に価値がない、無能だから回り道をしている、そんなことではないんですよ。なぜ令和のいま、『はぐれ刑事』を作るのか、そんなところに多少の意味があるのでしょうし、作り手の“使命”を受け止めつつ、河辺を演じています。
 以前、捜査一課の課長という方にお会いしたことがあります。もう、目つきが“堅気”じゃない。河辺を演じる上で、立場が立場だけに、事件のことをある程度、見えているものがあるでしょう。それをどこまで表現すればいいのか、さじ加減が難しかったです。とはいえ、河辺が登場する場面は楽しいやりとりが多いので、プっと吹いてもらえたら幸いです。
 今回は1作目なので、まずは作品の世界感を味わってください。パート2、パート3になると、滂沱の涙が出るようなドラマになりますので(笑)、温かく見守っていただきたいです。

スタッフ

脚本

大上忠稔

監督

大谷健太郎

ゼネラルプロデューサー

関拓也(テレビ朝日)

プロデューサー

浜田壮瑛(テレビ朝日)

島田薫(東映)

制作

テレビ朝日
東映