過去の放送

2022-08-20「栃木県 かんぴょう」

『雷様の恵み 江戸前寿司の〆のかんぴょう巻き』

  • 【ロケ地】栃木県下野市
  • 【出演者】難波英史(『鮨なんば』店主)
         山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)

日本が世界に誇る食文化の根幹にある「食の知恵」を、全国各地の恵まれた四季の中で育んだ食材や調理法で探求していく『ごはんジャパン』。
今回は、三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎と江戸前寿司の匠・難波英史シェフが栃木県下野市を訪ねる!

今週のおいしい舞台は、栃木県下野市。栃木県といえば、やはり代表的な食べ物は《かんぴょう》。日本の生産量の99%が栃木県だが、その中でも半分以上が下野市で作られているという。江戸前寿司の匠も「弾力がすごいんですよね。かんぴょう自体の存在感が出せるんです。こんなかんぴょうは初めてです」と絶賛する下野市のかんぴょう。その逸品の秘密を探るべく、ふたりはかんぴょう農家の池田さんご夫婦のもとへと向かうのだった。
かんぴょうは、アサガオによく似た白い花をつけるユウガオの実から作られる。山下が収穫をお手伝いすると、なんとその実の重さは7kg!「重い!めちゃくちゃ重い!!」と、山下も悲鳴を上げる。しかし、難波シェフは「こうやって持つのは初めて!」と興奮気味に語るのだった。そして、中には20kg以上にもなる大物も!そんな巨大なユウガオの実を、池田さんは夫婦ふたりで1日200個以上も収穫するそう。
山下と難波シェフがひと汗かいたころ、奥様から差し入れが。それが農家の夏の定番メニュー・かんぴょうの酢の物。食欲の落ちる季節でも、さっぱりと食べられるので、家庭でもオススメ。難波シェフは「かんぴょうをこうして食べるの初めてです」と瞳を輝かせ、自身が腕を振るう際の参考にするのだった。

40年以上、かんぴょうを作り続ける池田さん夫婦。ふたりの作業は深夜から始まる。皮をむき、かんなで実を2mmほどの厚さに均等に削り出し、気温40度のハウスに吊るして乾燥。およそ200個のかんぴょうを、10時間干しあげる。重さ7kgのユウガオの実でも、かんぴょうになるとたったの200gほどにしかならない。それを、すべて手作りで丁寧に仕上げるのが池田さん夫婦のこだわりで、山下と難波シェフは感銘を受ける。

そんな、池田さん夫婦のために、東京のミッドタウン日比谷で予約が9か月先まで埋まっているという、人気の寿司職人・難波シェフがいよいよ腕を振るう番に。まず取り出したのが、日光高原牛のサーロイン。先ほど差し入れで食した、かんぴょうの酢の物をヒントに、ミディアムレアに焼き上げた牛肉とかんぴょうを、ポン酢でいただくという。「かんぴょうがすごいいい仕事している!」と山下も箸が止まらなくなるが、さらに、心憎いアイデアが詰まったスープも用意され…。奥様も「お寿司屋さんじゃないと考えつかない」と驚いた、決め手のスープとは!?
シャリの温度をネタによって変えるほどのこだわりぶりで知られる難波シェフだが、コハダ、イカ、そして本マグロを握り、次々に持ち味を披露!
そして、いよいよ本日の主役である、締めのかんぴょう巻きへ!
江戸前寿司の最後を締める大切なネタであるかんぴょう巻きを、難波シェフはどのように仕上げるのか――?さらに!かんぴょうを、たまご、きゅうり、赤身、穴子と一緒に巻いた、豪華絢爛な太巻きも!!

江戸時代から300年以上続く、下野市のかんぴょう作りに敬意を表した、工夫を凝らした絶品の巻物に、奥様も「毎日大変な重労働が吹っ飛びます!」と感動!
今回の『ごはんジャパン』をお楽しみに!

  • かんぴょう作りの匠
池田榮さん

    かんぴょう作りの匠
    池田榮さん

  • かんぴょう作りの匠
池田フクエさん

    かんぴょう作りの匠
    池田フクエさん

  • 本気家源天 道の駅しもつけ店
住所:栃木県下野市薬師寺3720-1 道の駅しもつけ
電話:0285-37-7357

    本気家源天 道の駅しもつけ店
    住所:栃木県下野市薬師寺3720-1 道の駅しもつけ
    電話:0285-37-7357

  • 野村牧場直売所 本店
住所:栃木県下野市花田187-1

    野村牧場直売所 本店
    住所:栃木県下野市花田187-1

  • 池田フクエさんの料理
「かんぴょうの酢の物」

    池田フクエさんの料理
    「かんぴょうの酢の物」

  • 「かんぴょうと牛肉のポン酢和え」
「貝のスープ」

    「かんぴょうと牛肉のポン酢和え」
    「貝のスープ」

  • 「コハダの握り」

    「コハダの握り」

  • 「イカの握り」

    「イカの握り」

  • 「トロの握り」

    「トロの握り」

  • 「かんぴょう巻き」

    「かんぴょう巻き」

  • 「スペシャルかんぴょう巻き
(かんぴょう・穴子・マグロの赤身・たまご・きゅうり)」

    「スペシャルかんぴょう巻き
    (かんぴょう・穴子・マグロの赤身・たまご・きゅうり)」