2022-07-16
「岩手 ウニ」
『ウニの畑』の極上ウニ&三陸海の幸を握る』
- 【ロケ地】岩手県九戸郡洋野町
- 【出演者】青木利勝(『銀座 鮨青木』店主)
菊池桃子(女優)
今回は、女優の菊池桃子と東京・銀座の江戸前寿司の匠である青木利勝シェフが岩手県洋野町を訪ねる!
今週のおいしい舞台は、岩手県の最北の町・洋野町(ひろのちょう)。三陸沿岸の港には現在、多くの海の幸が揚がっているが、洋野町は岩手県で一番のウニの水揚げ量を誇る町として知られ、この日も、身がたっぷり詰まった極上のキタムラサキウニがたくさん!そんな《ウニの町》にやってきた菊池と青木シェフだが、菊池はさっそく「寿司ネタの中では、ウニが一番好きなんですが、期待していいですか?」と瞳を輝かせる。
ふたりは胴長に着替え、洋野町の宿戸(しゅくのへ)地区へ。案内してくれるのはウニ漁師の吹切繁(ふっきりしげる)さんだが、実はこの時期、潮が引くと潜らなくてもウニが捕れるので、初夏のおよそ1ヶ月間は女性と高齢者でウニ漁を行うのだそう。実際に、海岸沿いの浅瀬を覗くと、手の届きそうなところに大量のウニが!この、県と漁協が共同で開発した、大好物の昆布をたっぷり食べられるようにしてキタムラサキウニを育てている《ウニの畑》を目の当たりにし、菊池も「たくさん!」とテンションアップとなるのだった。
慣れた手つきでウニを収獲する女性の皆さんの姿に菊池も感動!菊池も挑戦してみるが、これがなかなか難しく…。吹切さんのレクチャーの甲斐あり、ようやくゲットすると、さっそく捕れたてのキタムラサキウニを実食!すると「めっちゃくちゃ甘いんですけど!」(菊池)と驚がくのおいしさ!!そして大漁となったこの日は、ウニを捕りに集まる皆さんの楽しみに便乗することに。それが、捕れたてのウニと、アワビで作る三陸名物のお吸い物《いちご煮》。優しいだしに癒されつつ「ウニもふわふわですばらしいです!アワビのだしですごい三陸の海岸をまるごと食べたっていう」と、青木シェフも箸が止まらなくなる。その後も、ウニを卵でとじてごはんに乗せる、卵とじ丼が振舞われ、贅沢なひと時を菊池と青木シェフは堪能するのだった。
やがて、満を持して東京・銀座の江戸前寿司の匠、青木シェフが腕を振るう番に!江戸前の伝統に革新の技を取り入れて世界の食通を唸らせる青木シェフがまず披露するのは、珍しいウニの握り。シンプルに岩塩で食すこちらに菊池は「手で持つとウニの弾力と大きさがよくわかります!すごく大きなお塩を感じて新鮮でした」と初めての体験を噛み締める。続いて出されたウニのとろろ昆布締めは、うま味がさらにアップ!これにはベテラン漁師の吹切さんも「ウニって昆布食べてるから、一番昆布好きだから。こりゃまたうまいね」と大絶賛となる!
この日はウニだけに終わらず、地元の鮮魚店で見つけたトゲクリガニ、野田の荒海で育ったホタテ、夏の旬・水ダコなど、三陸の海の幸が満載!
青木シェフが《革新の技》を光らせて、いったいどんな料理に変化させるのか!?
菊池も「もともとウニが大好きで、今日はさらにウニが好きになった!」と大満足となった今回の『ごはんジャパン』をお見逃しなく!
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吹切繁さん
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船渡琴美さん
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宏八屋
住所:岩手県九戸郡洋野町種市28-156-1
電話:0120-035-883
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海鮮酒房 わだつみ
住所:岩手県九戸郡洋野町種市32-61
電話:0194-66-7667
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船渡和子さん
「いちご煮」
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船渡和子さん
「ウニの卵とじ丼」
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「生ウニの握り」
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「ウニのとろろ昆布締め」
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「クリガニのすりながし」
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「ホタテのウニおろし」
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「ミズダコの青梅のせ」
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「ウニの蒸し寿司」