今週のおいしい舞台・山梨県甲府市。的場、村上、木下シェフは、地元の直売所に向かう。狙うのはフルーツ並みの甘さで人気急上昇中のとうもろこし《きみひめ》。しかしこの日は、開店前からなんと100人以上の大行列が！山積みとなっていた《きみひめ》はすでに残りわずかに…。「すごい人気なんだね！」（的場）、「買おうと思ってたのに…」（村上）と驚くのだった。

3人は9000坪の畑で、年間およそ50トン、12万本の《きみひめ》を生産している、とうもろこし農家の小林智斉さん夫婦のもとへ。スペシャリテ（おすすめ料理）がとうもろこしのムースだという木下シェフも瞳を輝かせ、採れたての《きみひめ》の美しさに見惚れるのだった。
そして、気になるのはそのお味だが、小林さんが焼きとうもろこしを用意してくれることに。さっそくかぶりついた3人は「う～ん！」（木下）、「うまい！冗談抜きにうまいっす！」（的場）、「おいしいー！」（村上）と、マンゴーやメロン並みの糖度とされる逸品を絶賛!!その甘さをより堪能するべく生でも食すが、村上は「めっちゃジューシーでほんとジュース！」と驚がく。的場も「甘さがさっきよりもめちゃくちゃ爽やかに感じる」と、《きみひめ》の人気の理由を改めて実感するのだった。

山梨で生まれたブランドとうもろこし《きみひめ》。そのおいしさの秘密は、太陽の恵みをたくさん浴びて成長の良い、1番上の1本だけを残してあとは間引くという農法。間引いたものはヤングコーンとして出荷されるが、そちらも3人が目を大きく見開くほどの美味！やがて、彼らの前にキッチンカーが登場するが、なんと《きみひめ》を用いたオリジナルアイス、《きみひめ》を練り込んだクロワッサンの販売車で…!?スイーツ大好きの的場は歓喜することに！

「こういうおいしいとうもろこしがここにあるんだぞっていうことを、もっともっと知ってほしいと頑張ってやってます」と、様々なアプローチで自身が生産する《きみひめ》を広く浸透させようと工夫している小林さん夫婦。そんな熱い思いを受け取り、今回、東京・中目黒の鉄板フレンチの匠・木下シェフが披露してくれるのが、夏にピッタリ！バーベキューをして、鉄板の上で作る簡単レシピのドライカレー!!使用するのは《きみひめ》と、山梨県名物のブランド牛・甲州ワインビーフ。しかも、ステーキをワイン漬けにして、ローストビーフのように仕上げる心憎い演出も！さらには盛りつけも、ライスにも、ドライカレーの常識を覆すサプライズが…!?はたして――？

食した感想は「お口の中がパーティー！」（村上）！小林さんの奥様も「んー！コメントできないです！」と感嘆！木下シェフが 「生産者さんあっての料理人。生産者の顔を思い浮かべながら一生懸命今後も作っていきたいと思いました」と語った渾身の一品の出来栄えは!?