過去の放送

2022-04-23「神奈川県 トラフグ」

『天然トラフグ×三浦野菜で春の天ぷら』

  • 【ロケ地】神奈川県横須賀市
  • 【出演者】元吉和仁(『天ぷら 元吉』店主)
         中山優馬(俳優・歌手)
         大沢あかね(タレント)

日本が世界に誇る食文化の根幹にある「食の知恵」を、全国各地の恵まれた四季の中で育んだ食材や調理法で探求していく『ごはんジャパン』。今回は、俳優・歌手の中山優馬とタレントの大沢あかね、そして東京・南青山の天ぷらの匠である元吉和仁シェフが「天然のトラフグ」を求めて神奈川県・横須賀市を訪れる!

温暖な気候に恵まれ“食材の宝庫”とされる三浦半島も春本番!名物の三浦野菜をはじめ、海の幸も食べごろの食材がそろい踏みとなる。自分でさばくほどの魚好きだという中山が訪ねたのは、フグ漁師の漆山さん。地元でフグ漁を広めたパイオニアとされる漆山さんとともに、夜明け前の相模湾に漁に出ることに。この日狙うのは、天然のトラフグ。アジをエサに、たくさんの釣り針を付けたロープを3本垂らす「はえ縄漁」で大漁を期待する。一般的に、フグは冬が旬と言われがちだが、産卵期の今も身が厚くなっておいしいんだとか。午前6時。中山も「かかってくれるといいんやけどな…」と海面を見つめるのだった。やがて、中山が船上で大興奮することに!?昔から漁業が盛んだったが、トラフグが捕れることはほとんど知られていなかった相模湾…陸で待っていた大沢と元吉シェフも、「これはすごい!」(元吉)、「こんなフグ初めて見たよ!」(大沢)と目を丸くする本日の釣果は、はたして――!?

滅多にお目にかかれない、天然のトラフグを早速いただくことに。身の部分を薄く削いで綺麗に並べた「てっさ」を食べた中山は「すごい濃い味があります。食感もプリプリしてて、めっちゃくちゃおいしいです!」と早起きした甲斐があった様子。大沢も「かめばかむほど甘味とホントうま味がすごい!」と天然もののうま味を実感するのだった。

そして、大沢と元吉シェフは、新鮮な三浦野菜を探しに直売所へ。元吉シェフは「今の時期、三浦といえばとキャベツ」と、狙いを定めるも、大根、玉ねぎ、そして菜の花…色とりどりに並ぶ新鮮でリーズナブルな野菜たちに思わず目移り?どれも魅力的で、大量に買い込んでしまうのだった。
そんな元吉シェフが今回披露してくれるのが、“天ぷらの匠”の面目躍如である、《天然のトラフグと三浦野菜を合わせた天ぷら》!サクサクの軽い衣で、素材の風味やうま味をひきだす《元吉流》の技が冴えるその出来栄えは!?

まずは、春キャベツの芯にひと手間をくわえた変わり種から。それを、柔らかな葉の部分でくるんで…。これには中山も大沢も歓喜!!フグ漁師・漆山さんも「シャキシャキして、おいしい!」とご満悦の表情に。そして、お待ちかねのトラフグの出番だが、ここでも、匠の心憎いアイデアが光って…?

海の幸と山の幸をふんだんに用いて、まさに《春の三浦半島のすべて》を揚げつくした今回の『ごはんジャパン』をお楽しみに!

  • トラフグ漁の匠
漆原晃さん

    トラフグ漁の匠
    漆原晃さん

  • 農産物直売所 すかなごっそ
住所:神奈川県横須賀市長井1-15-15
電話:046-856-8314

    農産物直売所 すかなごっそ
    住所:神奈川県横須賀市長井1-15-15
    電話:046-856-8314

  • 「春キャベツの芯の天ぷら」

    「春キャベツの芯の天ぷら」

  • 「フグの身天ぷら
 フグの細切り白子しょうゆ和えと」

    「フグの身天ぷら
     フグの細切り白子しょうゆ和えと」

  • 「三浦野菜フグの肉巻き天ぷら
 三浦トマトのリゾット風ソース」

    「三浦野菜フグの肉巻き天ぷら
     三浦トマトのリゾット風ソース」

  • 「トラフグの白子雑炊」

    「トラフグの白子雑炊」