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2021-08-28「千葉 富津市 夏の海の幸」

『夏の海の幸を握る』

  • 【ロケ地】千葉県富津市 
  • 【出演者】青木利勝(『銀座 鮨青木』店主)
         山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)
         井上咲楽(タレント)

千葉県・富津市の竹岡漁港を舞台に、今夜は「極上の江戸前寿司スペシャル!」。東京・銀座の江戸前寿司の匠が世界の食通を唸らせるその技で、この夏、旬を迎える魚たちを握り尽くす!

午前3時…。銀座の寿司職人・青木利勝さんと一緒に港にやって来たのは、「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のメンバー、山下健二郎とタレントの井上咲楽。井上は「365日お魚でも良いし、釣りも好きです」と語り、山下も小学3年生の頃から釣りが趣味だとか。青木さんを含め、魚大好き3人組が出会ったのが、結婚して23年、2人で漁を続けている漁師の礒貝秀樹さんと由美子さん夫婦。

午前3時半、彼らを乗せた船が港を出発。礒貝さん夫婦が行うのは、魚の通り道に網を仕掛ける『刺し網漁』というもの。この日は旬のカマスを狙うが、意外な大物がかかることもあるそうだ。山下も積極的に漁を手伝い、全部で2000メートルある網を仕掛け、あとは獲物がかかるまで、30分ほど待機する。実は礒貝さんたちがとっているのは、東京の料亭や寿司屋などで出される高級魚。コロナ禍で売り上げが落ち込み、打撃を受けている。しかしその分、消費者においしい魚が届きやすくなったと前向きに捉え、ぜひ魚の良さを知ってほしいと思っている。

夜明け間近の午前4時半。間もなく、網上げの時間。いよいよ漁が始まる。資源を守るため、網を仕掛けるのは1日1回だけ。まさに一発勝負だ。秀樹さんが網を機械にセットして、巻き上げていく。次々とカマスがとれていく中、青木さんは吟味したカマスを極上の握りにするため、船の上で捌き始める。とれたてのカマスは張りがすごく、青木さんは死後硬直していないので、身が“いかっている”と語る。「いかっている」というのは、まだ魚の細胞が生きている状態で、これを活〆にする。さらに魚を三枚におろしたら、海水に5分ほどひたし、海風に当てながら天日干しにする。

漁が続く中、山下と井上は礒貝さん夫婦になれそめを教えてもらう。実は由美子さんの実家が漁師で秀樹さんが婿入り。23年間、ずっと一緒に仕事をしている礒貝さんたちに、新婚ホヤホヤの山下が夫婦円満の秘訣を伝授してもらう一幕も。そんな話をしていると、予定外のお宝、タチウオもゲット!この日の収穫量は80キロほど。こうして朝7時、港に戻る。ここからは、銀座の寿司の匠・青木さんの出番!今回は磯貝さんおなじみのお鮨屋さんを借りて、江戸前の伝統を受け継ぎながら大胆な発想で、進化を続ける青木流の革新の技を披露する!竹岡漁港の海の幸がどんな寿司になるのか?さらに船の上で干物にしたカマスをどう握るのか?するとその味に、「こんなカマス、食べたことない」と一同をうならせる!

  • 匠  礒貝秀樹さん
奥様   由美子さん

    匠  礒貝秀樹さん
    奥様   由美子さん

  • 「スズキの洗い」

    「スズキの洗い」

  • 「カマスの炙り」

    「カマスの炙り」

  • 「タチウオの蒸し寿司うにバターがけ」

    「タチウオの蒸し寿司うにバターがけ」