2020-08-29
「夏野菜」
『東大卒の女性農家が作る夏野菜』
- 【ロケ地】東京都日野市
- 【出演者】日髙良実(『アクアパッツァ』オーナーシェフ)
浅田 舞(フィギュアスケーター)
厳しい暑さが続く今日この頃。ならば、“夏の恵み”をしっかり味わいたい!ということで、フィギュアスケーターの浅田舞が都心から電車で30分の東京・日野市を訪問。市内を通るモノレール周辺には動物公園や、江戸の生活を支えた玉川上水など、観光スポットが多く点在するこの地で農家を営む女性がいる。現在、28歳の川名桂さんは東京大学農学部を卒業した、農業のエリート!住宅街にある、約600坪の敷地にある畑で、昨年の春からいろいろな作物を育てているのだ。
川名さんは大学時代に途上国支援の海外研修に参加し、食の大切さを痛感。日本の農業についていろいろ調べるうち、その奥深さに惹かれ、農家になる夢をスタートさせた。いまはナスやオクラ、ブルーベリーなどを育て、浅田がブルーベリーを試食したところ、「すっごく甘い!実というよりもブルーベリージャムみたい。水分がすごいですね!」とそのみずみずしさに驚くほど。
新規就農して1年半。都市農業は限られた農地で作ることが一番の苦労となるが、川名さんはそこもしっかり見据えて次の計画を立てているという。そんな将来の都市農業を支える若き匠が作った野菜の数々を、イタリアンの巨匠、日髙良実シェフが絶品メニューに仕上げる!
浅田は川名さんとともに、日髙シェフが待っている八王子市にある野営場内のキャンプ場に建つロッジへ。ナスやキュウリなど採れたての夏野菜で日髙シェフが作るのは、彩鮮やかな冷製パスタやナスとトマトを煮込んで作るシチリア料理のカポナータ、さらにブルーベリーが入ったフローズンヨーグルト!
冷製パスタは日髙シェフと浅田のコンビで作ることに。浅田が挑戦するのは、冷製スープのガスパチョにつけて食べるタイプ。日髙シェフは触感がなめらかなガスパチョの作り方や、冷たい料理のときに使うパスタの選び方、ゆで方のコツなどを伝授する。
カポナータは川名さんが作り方を教わる。川名さんは農業を手伝ってくれる両親に恩返しの意味を込め、料理を振舞いたいという。たっぷりのナスとトマトを使うカポナータは面倒な作業のない、料理初心者にうれしいメニュー。日髙シェフは先に入手していたブルーベリーで、こちらもお手軽なフローズンヨーグルトを用意し、川名さんから両親への料理のプレゼントを応援する。夏の栄養がたっぷり詰まったメニューは、強い日差しに負けないくらい、キラキラ光っている!
-
川名 桂さん
-
「日髙流 夏野菜の冷製パスタ」
-
「日髙流 カポナータ(ナスのトマト煮込み)」
-
「ブルーベリー入りフローズンヨーグルト ザバイオーネソース添え」