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2019-05-11「愛知県 日間賀島 貝」

『日間賀島の貝を握りつくす!』

  • 【ロケ地】愛知県知多郡南知多町 日間賀島
  • 【出演者】青木利勝(『銀座 鮨青木』店主)
         芳本美代子(女優)

今回、注目する食材は、愛知・日間賀島産の貝。中でもミル貝は、江戸前寿司に欠かせない旬の一品。そのおいしさの秘密を求めて、江戸前寿司の匠・青木利勝さんと芳本美代子が現地へ。

知多半島の先、三河湾に浮かぶ離島・日間賀島は、春から初夏にかけて“貝の島”と呼ばれるほどの名産地。ここで2人が出会ったのは、貝をとり続けて40年以上という素潜り漁の匠・坂口政夫さん。匠の漁に、2人も密着する。

17キロものおもりを身につけ、海からウニやサザエを次々とあげていく坂口さん。本命は江戸前寿司の定番で、鮨青木でもこの時季には欠かせない旬のミル貝。浜値でキロ当たり5,000円もするアワビに次ぐ高級品だという。
砂の中に潜っているミル貝。唯一砂の外に出ている水管にはミルという海藻が付着している。しかも海底は海藻だらけで簡単に見分けはつかず、まるで藁の山から針を探すよう。そこで坂口さんは驚きの技を披露し、見事に大物のミル貝を仕留める!

ミル貝の他にタイラガイもとれ、大漁に終わったこの日。港に戻った坂口さんは2人にミル貝の浜焼きをごちそうする。芳本は香りと味を存分に堪能。青木さんも、生でもおいしいミル貝は「ちょっと火を入れることでさらに甘みが増してくる」と絶賛する。
 
坂口さんはたくさんとれた海の幸をご近所におすそ分け。みんなで分かち合うのも人口1900人ほどの日間賀島ならでは。こうして2人はこの島の人情にも触れる。

今度は青木さんが江戸前寿司の技でお返しをする番。坂口さんとお姉さん、漁師仲間の清水さんやご近所さんを迎え、旬の海の幸から最大限の魅力を引き出した寿司をふるまう。ミル貝をはじめ、タコや真鯛など旬の魚介を、匠が大胆でありながらも繊細な技で握る!

  • 貝漁の匠 坂口政夫さん

    貝漁の匠 坂口政夫さん

  • 坂口政夫さん
「民宿はまやの料理」

    坂口政夫さん
    「民宿はまやの料理」

  • 青木利勝シェフ
「タイラガイの粕漬け」

    青木利勝シェフ
    「タイラガイの粕漬け」

  • 青木利勝シェフ
「大アサリ 貝柱の昆布〆」

    青木利勝シェフ
    「大アサリ 貝柱の昆布〆」

  • 青木利勝シェフ
「真鯛の昆布〆」

    青木利勝シェフ
    「真鯛の昆布〆」

  • 青木利勝シェフ
「貝の煮こごりの握り」

    青木利勝シェフ
    「貝の煮こごりの握り」

  • 青木利勝シェフ
「サザエの握り」

    青木利勝シェフ
    「サザエの握り」

  • 青木利勝シェフ
「ウニの軍艦」

    青木利勝シェフ
    「ウニの軍艦」

  • 青木利勝シェフ
「タコの桜煮」

    青木利勝シェフ
    「タコの桜煮」

  • 青木利勝シェフ
「ミル貝の握り」

    青木利勝シェフ
    「ミル貝の握り」