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2019-04-20「神奈川県 三浦の春野菜」

『三浦半島の色とりどりの“新顔野菜”』

  • 【ロケ地】神奈川県三浦市
  • 【出演者】片岡 護(『西麻布 アルポルト』オーナーシェフ)
         遼河はるひ(タレント)

今回注目する食材は、神奈川県三浦半島で栽培されている“新顔野菜”。そのおいしさを求めて、イタリアンの巨匠・片岡護シェフと遼河はるひが、三浦半島へ。三浦野菜のうま味を存分に引き出した絶品野菜だしスープから、片岡シェフは至極のイタリアンを生みだす…!

2人が訪ねたのは、三浦野菜の匠・青木紀美江さん。明治の頃から続く青木農園の園主で7代目にあたる。この農園で育てられているのは色とりどりの“新顔野菜”。もともと日本で手に入らなかった海外の野菜や品種改良で生まれた新しい野菜など、今の時季だけでも20種類も収穫でき、1年を通して80種類もの野菜を作るという。様々な野菜に出会った2人は、“クリームニンジン”を味見させていただく。遼河は、「甘い! 全然クセがない。ニンジンって分かんないかも」と驚き、片岡シェフも「これは料理したくない」と素材そのものの味を絶賛。

レストランなど80軒以上のお店から信頼を受け、契約栽培を行う匠には様々なこだわりがある。多くの農家が苗を購入するが、匠は種から野菜を作り、出荷にも工夫をこらすという。そして、ここまでたくさんの野菜が育てられるのは三浦の温暖な気候と、潮風で運ばれたミネラルを豊富に含む土壌のおかげ。
元々は伝統的な日本の作物を作っていた青木農園を変えたのは、匠の父の喜一さん(72)。シェフに頼まれ、フランス発祥の“サボイキャベツ”(別名チリメンキャベツ)を栽培し始めてからだという。 チャレンジ精神が旺盛な父娘だからこそ、二人三脚で、非常に多彩な野菜を育てることができるのだ。

いよいよ片岡シェフの出番。まずは野菜を下ごしらえする時にでた野菜くずを使って特製の野菜だしを作る。さらにその野菜だし使い、三浦の春野菜としらすのパスタと、一風変わったサボイキャベツのロールキャベツを作り、匠と父・喜一さんにふるまう。
三浦の海の幸とも見事に調和した、三浦野菜のうま味を極限まで引き出した野菜だし。その驚くべき作り方とは…!?

  • 匠 青木農園7代目 青木紀美江さん
匠の父 6代目 喜一さん

    匠 青木農園7代目 青木紀美江さん
    匠の父 6代目 喜一さん

  • 片岡護シェフ
「春野菜としらすのパスタ」

    片岡護シェフ
    「春野菜としらすのパスタ」

  • 片岡護シェフ
「三浦野菜と桜鯛のロールキャベツ」

    片岡護シェフ
    「三浦野菜と桜鯛のロールキャベツ」