忙しい漁や山仕事の合間に簡単に食べられるお弁当として広まった「めはりずし」は、日本最古のファストフードとも呼ばれています。塩で漬けた高菜で大きなおにぎりをくるんだもので、目を張るように口を開けることからその名が付いた、という説があるそうです。
「総本家めはりや」は創業60年。温かいご飯の方がタレがなじみやすく美味しくなる、という理由で作り置きはせず、注文を受けてから握るのがこだわりです。秘伝のタレは、高菜の塩味と相性の良い醤油ベースのものを使用。自慢のタレで和えた高菜の茎の部分を具として入れていて、ソフトボールのような大きさが特徴。ひとつ95gもあるそうです。