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2021年9月4日(土)

「干物」

今回は東京から新幹線で30分、神奈川県小田原市へ。小田原名物の干物は、江戸時代、獲れたてのアジやカマスを開き干しにして保存食として売ったのが始まりと伝わり、今では年間6000トンを全国に出荷しています。

小田原漁港の目の前にある半兵衛は、大正時代創業の鮮魚店が営む干物店。水揚げされた魚はすぐに〝開き〟に。塩のみで味付けし、素材の味を生かすのが美味しさの秘密です。今の時期、人気のムロアジは脂がのった大きな身と濃厚な旨味が特徴。日本の食卓に欠かせない一品を焼きたてでいただきます。