力の根源と結びつくため、タケル(西銘駿)を執拗に狙うアデル(真山明大)。アラン(磯村勇斗)はそんな兄の目を覚まそうと、ネクロムに変身し立ち向かうが、パーフェクト・ガンマイザーの圧倒的なパワーに深く傷ついてしまう。

 タケルらを救出したイーディス長官(竹中直人)が、実は仙人であることがわかった。結果的にタケルの運命を弄んだようなイーディス=仙人のやり方を、アカリ(大沢ひかる)らは一斉に非難。しかし、タケルは仙人のおかげでいろいろな人の想いを知り、つながることが出来たと感謝し、皆の怒りを収めてしまう。

 気持ちを新たにしたタケルは、またも現れたアデルと一騎打ちを。人間は愚かで不完全というパーフェクト・ガンマイザーの攻撃を受け止め、「人には無限の可能性がある!」と反撃する仮面ライダーゴーストムゲン魂。ついにパーフェクト・ガンマイザーを倒すと、タケルはアデルに、倒すべきはガンマイザー、と手を差し伸べる。

 しかし、アデルはその手を振り払い去ってしまった。いずれアデルもわかってくれるはず、と期待するタケルらだったが、アデルは自らの眼魂を破壊。完璧な世界を作るのではなく「私が、世界になる」と宣言し消えていく。アデルの新たな野望とは…!?

脚本:長谷川圭一
監督:山口恭平
アクション監督:宮崎 剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)