今年、プロ野球の歴史に新たな大記録が刻まれた。
8試合連続2ケタ奪三振。
野茂英雄が保持していた奪三振記録(※野茂は6試合連続)を
26年ぶりに更新したのは、楽天のエース・則本昂大。
則本は去年まで3年連続で最多奪三振を獲得。
もともと三振を奪う能力に長けているが、
今年はシーズン奪三振率・歴代1位のペースで
三振を積み重ねている。
そんな則本は、いかにして三振を奪っているのか。
そして、大記録を生んだ進化の理由に迫る。
競泳・瀬戸大也 23歳。
世界水泳を連覇し、
大舞台には滅法強いはずの彼がオリンピックで敗れ、3位。
しかし、ポジティブが原動力の彼は、切り替えも早かった。
新たな環境での新たな挑戦。
次なる目標を見据え、瀬戸はすぐに動き出していた。
日本人では未だ誰も成し遂げたことがない、世界水泳3連覇、
そして、その先にある2020年東京五輪へ。
「世界王者」ながら「挑戦者」として挑む、瀬戸大也の一年を追った。
evolution(エボリューション)=「進化」
2020年東京五輪に向けて活躍が期待される
アスリートの“進化”を描く、
新企画『G‐evolution』
第2回は、
2020年東京五輪からの追加競技「スポーツクライミング」で
金メダルが期待される楢崎智亜 21歳。
3つの種目の複合競技として実施されるスポーツクライミングの中で、
高さ5mの壁をよじ登る「ボルダリング」を最も得意とし、
去年、日本人初となる世界選手権優勝、ワールドカップでも総合1位に輝いた。
その活躍を支える武器は
強く柔らかい背中をいかし、次のホールド(壁から出る突起)に片手で飛び移る「ランジ」。
壁を素早くよじ登るその姿から、世界では「忍者」と称されることもあるという。
底知れぬポテンシャルを秘める彼が更なる飛躍のため取り組んだものとは・・・
東京五輪の星、楢崎智亜の“進化”に迫る。
第7戦はイタリア、サルデーニア島。
スペシャルステージの特徴は道幅が狭く、岩などの障害物も多く
ドライバーにとってチャレンジングなコースだ。
そこでトヨタのエースドライバー ヤリ−マティ・ラトバラが2位表彰台を獲得。
さらにトヨタ期待のルーキー エサペッカ・ラッピが参戦2戦目にして4位に入ってみせた。
そして第8戦はポーランド。
スペシャルステージの平均時速は高く、
未舗装路での超高速ラリーと言われている。
イタリアそしてポーランドでのトヨタガズーレーシングの戦いを追った。