昨シーズン、最大11.5ゲーム差からの大逆転でリーグ優勝、
10年ぶりの日本一にも導いた北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督。
日本一となった指揮官がシーズン前に語ったのは…
「仕掛けていますよね」
「ホント一回壊して、完全に新しいチームを作ってやろうってやっているんですけど」
日本一となったチームをあえて“壊し”、新しいチームを作る。
そのような試みを持ち、今シーズンを迎えた矢先、
大谷翔平、中田翔といった主力の相次ぐ故障に加え、
チーム全体が貧打に陥るなど崖っぷち。
かつて栗山が語った「困った時ほど大胆に勝負しないと何も生まれない」
このピンチを、どのような手を打ち、乗り越えようとしているのか?
栗山が就任してから、常に取材を重ねてきた南原清隆が、
栗山英樹、6年目の構想とともに、いまを掘り下げる。
今年1月競泳・男子200m平泳ぎで世界新記録を叩きだした
渡辺一平20歳。
男子200m平泳ぎと言えば、
これまであの北島康介が第一人者として長らく引っ張ってきた。
しかし、去年の日本選手権を機にその競技生活に終止符を打った。
その後継者として表れたのが、渡辺一平。
出場したリオ五輪の準決勝ではオリンピックレコードをマークし、一躍世界の仲間入りを果たす。
しかし、決勝では力を発揮できず無念の6位。大きな悔しさを味わった。
そこから男は、いかにして世界最速の称号を手に入れたのか?
東京五輪・金メダル候補、渡辺一平の“進化”に迫る!
0.1秒レベルの戦いの中で結果を求められるプロ野球の世界。
そんなことはいまさら言うまでもないかもしれないが、
この物語の主人公はその生存競争の中で一度切り捨てられた。
大松尚逸という選手を覚えているだろうか。現在34歳。
かつて千葉ロッテマリーンズの大砲として君臨。
年間24本のホームラン、5割近い長打率をたたき出したこともある。
そんな彼は去年、不幸に見舞われる。
アキレス腱断裂。
全治6か月ながら、プロ野球選手としては致命傷ともいえる大けがである。
そしてその秋、彼はチームから戦力外通告を受ける。
事実回復は遅く、プロとして復活できるかは誰一人確証はない。
一時は引退し、第2の人生を歩もうとした大松。
だがあることがきっかけに、復活を誓うこととなる。
もう一度バッターボックスに立ちたい。そして・・・
かくしてその未来は、厳しいリハビリの末に切り開かれることとなる。
ヤクルトスワローズでの、代打屋。
そこには、支えとなる存在があった。
この物語は、戦力外の淵から這い上がる男の
プロ復活をかけた魂のもがきに、密着するものである。
待ち受けるものは歓声か沈黙か。
その一振りに、すべてがかかる。
昨季2勝を挙げ賞金ランク日本人トップに輝いた笠りつ子29歳。
パーオン率、パーセーブ率、平均ストローク、平均バーディ数など
技術の高さを表す7部門全てトップ10入りを果たした。
彼女の代名詞は「ノーコック打法」という
女子ゴルフ界では稀有な一目見てわかる特徴のあるスイング
幼いころから続けてきたそのスイングで、
ツアー屈指のショットメーカーへと上りつめた。
果たして笠のスイング「ノーコック打法」とは一体?
彼女の強さの秘密を徹底分析!!