今シーズン、パ・リーグ史上最速優勝、
そして、日本一と圧倒的な強さを誇った福岡ソフトバンクホークス。
その指揮をとったのが、現役時代11度の日本一を経験し、
優勝請負人と呼ばれた男、工藤公康。
監督就任からわずか1年、
どのようにしてチームを日本一へと導くことが出来たのか?
シーズン開幕から取材をしてきた南原清隆が
その強さの裏側に迫る―
オリンピック5大会連続出場中の若き日本代表だが、
これまでの最終予選を振り返ると、
一筋縄にはいかない勝負の連続だった。
そのピッチには、
日本の窮地を救う若き逸材たちが存在した。
来年1月に待ち受けるリオ・オリンピック最終予選で、
異彩を放ち日本を五輪へと導く男は果たして…。
そこで3週に渡り、その “原石”たちに迫る。
第1回は、サガン鳥栖・鎌田大地
今年5月、Jリーグデビューを果たした高卒ルーキーで
U22日本代表の手倉森監督も期待を寄せる19歳。
度重なる挫折も経験し、
各年代の日本代表経験はゼロで、エリート街道とは無縁。
それでもプロサッカー選手になる夢を追い続けられた大きな理由とは?
そして、鎌田の大きな武器でもある”スルーパス”に注目。
そこにあった相手の守備を切り裂くための”緻密な計算”が明らかに。