スポーツの熱風が、
気まぐれに、ある街に吹き込み、
その街のスポーツが盛り上がる。
選手は、ファンは、そんな“熱風”が、
自分たちの街に吹き込むことを、毎年、願っている。
そんな“熱風”の予感がする街
=“HEAT ZONE”の誕生を
“広島”という街で、
目の当たりにすることになるのかもしれない。
今週は、「HEAT ZONE=広島」にスポットを当て、
広島のスポーツが秘める可能性をあぶりだす。
日米通算182勝、広島東洋カープ・黒田博樹、40歳
広島のエースとして、長年、チームをけん引
その後、海を渡り、名門ヤンキースなどでプレーし、
7年間、メジャーの第一線で活躍
そして、今シーズン、
推定年俸20億円と言われるオファーがあったとされる中、
古巣・広島に帰ってきた
24年ぶりのリーグ優勝
さらには、31年ぶりの日本一へ
再び赤いユニホームに袖を通し、
男はどんなピッチングを見せるのか!?
広島の悲願を叶えるために戻ってきた黒田に
かつてのチームメイト、前田智徳が迫る!!
今季J1通算得点記録で、中山雅史が持つ
歴代最多157ゴールを越えを狙う佐藤寿人33歳。
昨シーズンは、FIFAの年間最優秀ゴール賞の候補に選べれる
素晴らしいゴールをはじめ、
7月には、J1通算140得点のゴールを挙げ、
三浦知良の記録を上回り、歴代3位に躍り出ると、
11年連続2ケタ得点をあげる活躍。
記憶と記録を塗り替えていく佐藤寿人。
なぜ、これほどまでにゴールを奪えるのか?
小学1年生からFWとしてピッチに立つストライカーが明かした
”ゴールを奪うコツ”とは?
これまで、
数多の日本バスケットボール界のタイトルを獲得。
その決して諦めない姿勢や、卓越した技術から
“ミスターバスケットボール”とさえ呼ばれた男『佐古賢一』
そんな男が、
2011年の現役引退以降、立場を変えコートに帰ってきている。
広島ドラゴンフライズ・ヘッドコーチ 佐古賢一
チームは、去年発足し、
今シーズンから国内トップリーグNBLに参戦している若き集団。
決して順風満帆な船出ではなかった。
チーム結成当初は、大卒を含めたルーキー5人のみ。
日本最高の選手であった佐古の目に映ったのは、
技術や、プロ意識の低さ…。
課題は山積みだったという。
だが、
そんなチームが、1月の天皇杯で“初出場で準優勝”という快挙を成し遂げた。
佐古は、如何にしてチームを変えたのか。
バスケットボール人生・第2の挑戦を続ける男が、
南原清隆だけに語った。
「骨を埋める覚悟で来た」
「戦う集団を作る」
時に迷い…苦悩し…喜ぶ。
過去、GETSPORTSの取材で
親交を温めてきた二人だからこそ話せることがある。
サンフレッチェ広島ほど知れ渡ってはいない。
それでも地域に根付く女子サッカーチームがある。
今季からなでしこリーグ2部に参戦する“アンジュヴィオレ広島”
広島女子サッカーの普及と強化、
サッカー少女たちの目標となるチームを目指して、
横川地区の支援の元、発足。
働き口、住居、練習場所の提供、資金集めと、地域のサポートは数知れず…
そんな地域住民に支えられ、
2012 県リーグ優勝
2013 中国リーグ優勝
2014 全国区のチャレンジリーグ挑戦
そして今年、
なでしこリーグ2部に参戦する。
順調に成長を続ける彼女たちだが、問題点も山積み。
広島を代表するチームへ―
地域と一体、
1部昇格へと奮闘する彼女たちを追った!