去年、就任1年目でチームをリーグ優勝に導きながら、
今年は一転、最下位というまさに天国と地獄を味わった。
北海道日本ハムファイターズ監督 栗山英樹。
一体、今年のファイターズに何があったのか?
それでも、そんな苦しい戦いの中で垣間見えたのは、
栗山英樹ならではの大胆な戦略の数々。
これまでの常識を覆す“二刀流”で、
大きな注目を集めた高卒ルーキーの大谷翔平。
15敗をしながらもマウンドに送り続けた
エースの吉川光夫。
離脱した中田翔の外野を託したのは、
キャッチャーの近藤健介。
その全てには、
ファイターズを成長へと導くための大いなる狙いがあった。
そして来る2014年シーズン。
思い描く、V奪還への構想とは―
激動のシーズンを終え、すでに次なる準備を進める栗山英樹が、
その全てを南原清隆に明かした―