読売ジャイアンツ、3年ぶり34度目のリーグ優勝!
輝かしき王座奪還の最たる理由。
それは2.1台(24日現在)という
驚異的防御率を誇る鉄壁の投手陣に他ならない。
いかにして巨人投手陣は
この驚異的な成績を残しつづけているのか。
その原動力こそ、選手会長にして
今や巨人のエースと呼ばれるまでに飛躍を遂げた、
内海哲也だった。
昨シーズンは18勝を挙げ初の最多勝、
今シーズンも現在リーグトップの14勝と、
2年連続のタイトルを目前としている。
それだけではなく…
『今年のチームは阿部キャプテン、慎之助。
投手陣では内海。この2人を中心に
全員の力をひとつにして戦ってきました』
原監督が胴上げ直後、
勝利の立役者に挙げるほどの、リーダーシップ。
内海哲也はいかにして一人の一流投手へと駆け上り、
いかにして強固な結束力を築き上げる
投手陣のリーダーと成りえたのか―――。
飛躍の足跡をたどる。
9月15日 ある高校生の名が、
世界の競泳史に刻まれた。
山口観弘(18歳)
200m平泳ぎの世界新記録を樹立。
驚きと歓声が沸きあがったこの快挙の裏側には、
一体何があったのか・・・
そこには、ともに切磋琢磨する
同い年のスイマーたちの存在があった。
萩野公介(18歳)
ロンドン五輪 400m個人メドレーで
高校生としては56年ぶりとなる銅メダルを獲得した。
瀬戸大也(18歳)
萩野と同じく個人メドレーの選手で、
短水路の日本記録保持者である。
3人はともに良き仲間であり、もちろんライバル。
互いの存在が互いを高め、
そして今、彼らは世界レベルへと到達した。
ロンドン五輪で
競泳日本代表のヘッドコーチを務めた平井伯昌は、
彼らをこう表現する・・・
「ゴールデンエイジ」と―
197センチの長身から投げ下ろす
最速153キロのストレートと多彩な変化球を武器に、
この夏、史上7校目の甲子園春夏連覇を達成した
大阪桐蔭・藤浪晋太郎。
甲子園の興奮冷めやらぬ中、
高校ナンバーワン右腕が次に挑んだ舞台。
それが18歳以下で世界一を争う18U世界野球。
日の丸を背負い、
日本のエースとして
世界一を目指した9日間の激闘を振り返る。
昨夏甲子園優勝を果たした
日大三高のエース吉永健太朗。
今年名門早稲田大学に進学すると
1年春では東京六大学史上初となる
投手三冠を獲得し優勝に貢献。
更に全日本大学野球選手権でも快投を続け、
チームを日本一に導きMVPも獲得した。
1年生ながら一躍六大学のニューヒーローとなった吉永。
そんな吉永には
ある六大学のスター選手との驚きの共通点が・・・
そして、彼がこれだけ勝てる理由。
そこには1つの“魔球”の存在があった。
吉永の絶対的な武器であるという
その脅威の“魔球”とは一体!?
ロンドンオリンピックのテニスで
日本人として88年ぶりにベスト8に輝き、
現在、世界ランク17位と
常に世界と戦い続ける錦織圭選手。
そんな錦織選手は11年前、
「修造チャレンジ」に参加していた。
“修造チャレンジ”とは
松岡修造さんが自らの経験を活かし、
世界を目指すトップジュニアを育成する強化合宿。
2週間前、
その場所で世界を目指す少年の挑戦が始まった。
しかし、目の当たりにしたのは世界で戦う厳しさ…
そして自分の弱さ…
それでも彼は夢に立ち向かうことは出来るのだろうか。
「世界」という大きな夢へ―
その一歩を踏み出そうとする少年の“成長物語”