大学サッカーの日本一を決める
全日本大学サッカー選手権大会(通称:インカレ)決勝
創部50周年のメモリアルイヤーに
初出場で初優勝を目指す専修大学と
2年ぶりの王座奪還に萌える明治大学という
関東勢同士の顔合わせになった。
専修大学は「美しく、魅せるサッカー」をモットーに
関東大学リーグで優勝!
そのままの勢いでインカレでも準決勝までの3試合で
15得点という圧倒的な攻撃力を誇る。
注目は、ジェフ千葉に内定している
10番の町田也真人(4年)。
小柄ながら卓越した技術と戦術眼を持った司令塔だ。
さらに、頼れるキャプテン・6番の庄司悦大(4年)は、強烈なキャプテンシーでチームを牽引するボランチ。
町田ゼルビアへの入団が内定している。
右サイドの攻撃を担う14番の仲川(1年)は
スピードとテクニックを併せ持ち、ドリブル突破は
一見の価値あり!
明治大学は「良い守備から良い攻撃へ」、
堅守をベースにした試合巧者。
ロンドン五輪出場を目指すU-23日本代表の
センターバック、4番・丸山祐市(4年)がチームの要。世界的にも稀な左利きの大型センターバックで、
FKも得意。
天皇杯王者のFC東京入団が内定している。
モンテディオ山形内定のボランチ
5番・宮坂政樹(4年)、
川崎フロンターレ内定のGK・高木駿(4年)と
プロ入りする3選手が堅守を支える。
攻撃陣は関東大学リーグ得点王の11番・阪野豊史(3年)がリードする。
堀池、中山、井原、名波、巻、長友、岩政、藤本など
日本代表にまで登りつめた名選手を排出し続けている
大学サッカー。
ロンドン五輪イヤー、U-23日本代表にも前述の
丸山(明治大)の他、山村や比嘉、大岩と
いった現役大学生選手が名を連ねるほどレベルが高く、注目が集まっている。
決勝戦、両チームのロッカールームにも密着取材し、
激闘を追う。
節目の60回大会、大学日本一の栄冠を手にするのは―。