一週間前に幕を下ろした 世界水泳 上海。
これまで10年に渡って競泳JAPANの成長を見続けてきた南原が
上海の地でその戦いの裏側に迫った。
2010年、高速水着が禁止されて以降 初となる世界大会。
原点回帰を図った競泳界において、ついに2つの世界記録が更新された。
つまり、世界は今 新たなレベルへと突入しようとしている。
その中で、競泳JAPANが繰り広げた熾烈な戦い。
誰も予想していない、まさかの敗戦で始まった北島康介の世界水泳。
絶望から、わずか2日でつかんだ銀メダル。
男は言う・・・「負けたことによって、強くなれるチャンスがきっとある」
そして、10年越しにつかんだ 寺川綾 涙の銀メダル。
彼女は言う・・・「2番で喜んじゃいけないと思うけど、本当に嬉しい」
競泳JAPAN、男女のエースがつかんだ銀メダルには、
それぞれの想いが込められていた。
その内なる戦いに、南原清隆が迫る―
ストレートは130キロ台。
驚くような変化球があるわけでもない。
にもかかわらず去年奪三振リーグ3位(192)、今シーズンもその数を量産している
千葉ロッテマリーンズ・エース、成瀬善久。
この男にはどんな秘密が隠されているのだろうか。
その独特なフォームは、ときに「招き猫投法」と呼ばれる。
そこにこそ、スピードの遅さを補って余りある成瀬独自の投球術が隠されていた。
野球少年たちにも大きな希望をあたえるだろう。
これは、突出したボールを持たなくても、球界を代表する左腕になれることを証明した1つの題材である。
2011年夏の甲子園。
全国で勝ち抜いた球児たちが甲子園に集う一方で、
その地を踏むことなく敗れ去ったものたち。
福島大会1回戦。
マウンドに集まった球児たちは、
それぞれ別々のユニフォームを着ていた。
彼らが出会ったのは、2ヶ月前。
福島第一原発から30キロ圏内にある
双葉翔陽高校、富岡高校、相馬農業高校の球児たち。
震災や原発事故の影響で、野球部員が減少。
福島で初めての連合チーム『相双連合』として、
夏の大会に特例で参加が認められた。
連合チームゆえの多くの苦難…。
彼らがこの夏、野球を通して遂げた成長…。
彼らにとって、どんな夏だったのか?
『相双連合』のひと夏に密着。
8歳で「世界ジュニア」を制し
タイガーウッズに並ぶ記録を打ち立てた「天才少女」
あれから13年
今シーズン、悲願のプロ初優勝を飾る
女子プロゴルファー・金田久美子
多くの才能がきらめく女子ゴルフ界において
異彩を放つ彼女の独自トレーニングとはいったい!?