About Main Songs  主要曲の解説
ここでは、その週のメイン企画でテーマ的に使用した音楽や、
過去の放送で問い合わせの多かった音楽をピックアップしてご紹介します。
「Ameno(GRAND-SLAM Mix)/Get-Sound Project」
●オープニング時使用曲
番組スタート当初から、オープニングテーマとして、GET SPORTSの世界観を表現し続けてきた、この曲。GETサウンドの代名詞ともいえる「Ameno」のニュー・バージョン(本作)は、「より攻撃的に、アグレッシヴに!」がコンセプトである。レコーディング初日、スタジオに歓喜の朗報が舞い込む。松井秀喜がメジャーリーグ初ホームラン!

しかも本拠地ヤンキースタジアムでのデビュー戦、"満塁ホームラン"という、衝撃的なオマケ付きだ。その瞬間、この曲は「Ameno(GRAND-SLAM Mix)」と名付けられたのだ。
「Angel Voices Calling」by藤田恵美
●G-Graphic使用曲
全ての物語には始まりがある…

GET SPORTSの始まりを告げるコーナー、アスリートへの賛歌「G-Graphic」の新テーマソング。実はこの曲、今までエンディングコーナー、G-Weekで使われていた切なくも逞しいバイオリンの旋律が耳に残る名曲「リトル・スコティッシュ・ファンタジー」をG-Graphic用にカヴァーしたものである。アコースティック・ギターの調べと、ル・クプルの藤田恵美さんのボーカルが、アスリートの深層心理に優しく迫っていきます。美しい映像と、美しいメロディーが共鳴する時、物語は始まりを告げます。

ようこそ「GET SPORTS」の世界へ…
「VOICE OF THE BRAVE/Get-Sound Project feat.shibarie」
●G-WEEK使用曲
番組エンディングコーナー「G-Week」で、幾多の涙を誘ってきた名曲「リトル・スコティッシュ・ファンタジー」は、スコットランド民謡をヴァネッサ・メイがバイオリンでカバーしたものだった。今回、同曲のニューバージョン制作にあたっては「リトル・スコティッシュ・ファンタジー」の雰囲気は残しつつ、バイオリンに代わる旋律楽器探しが課題だった。その頃僕は、とあるライヴ会場で七色の声で優しくも壮大に空間を彩る一人の女性シンガーの魅力にとりつかれていた。Shibarieという名は後で知った。そして僕は確信する。アスリート達の挫折、栄光、そして魂を表現し、エールを送るにふさわしいのは彼女の"声"であると…。

"声"の力がどれ程の勇気を与えるかという事は、他でも感じていた。2002年サッカーW杯の会場に居た時、スタジアム全体が一つになっていた。

「VOICE OF THE BRAVE」は、誰も居ないスタジアムの静寂の中で、トランペットが物語の始まりを告げ、shibarieが「魂」を唄い、最後はスタジアム全体の大合唱で幕を閉じる。合唱には、GET SPORTSスタッフのみならず、テレビ朝日のスポーツ番組に関わる多くの人が参加してくれた。勇者達と、スポーツを愛する全ての人に捧げる賛歌を聴いてほしい。