12月10日。二つの運命が交錯する。
2006FIFAワールドカップ ドイツの組み合わせが決定。
ジーコJAPAN、ヤマトタケルたちはグループF。
対戦相手はブラジル、クロアチア、オーストラリア。
同じ日、柏レイソルJ2降格。
J1・J2入れ替え戦、その決戦をスタンドから見つめていた男。
エース・玉田圭司。
ドイツW杯アジア地区最終予選、そして、クラブの“JI残留争い”
二つの「絶対に負けられない戦い」を闘った孤高なるエースストライカー。
壮絶なる戦いの中で、彼は何を見たのだろうか?
自分のスタイルを模索した日々、長き初ゴールまでの道のり、
代表、クラブ、自分の肩にのしかかっていた重き責任。
予期せぬアクシデント・・・疲労骨折。
壮絶なる戦いの果てに、彼はどこへ向うのか?
遂に幕を開けるワールドカップイヤーに向け、彼は何を思うのだろうか?
誰も知らない、エースの真実。玉田圭司の2005年に密着した。 |