6月27日 放送
元プロテニスプレーヤー 伊達公子 〜終わることなき挑戦
  日本人女性初 ウィンブルドンベスト8 
世界ランキング 4位
日本が世界に誇る女性テニスプレーヤー 伊達公子
惜しまれつつの引退から7年以上の月日が経とうとしていた

第一線を退いてからも 日本のテニス界に貢献すべくと
多忙な毎日を過ごしてきた
結婚も経験し 家庭も手にいれた

実は彼女  一昨年前、現役復帰を目指していた
復帰をかけた試合で負傷・・・アキレス腱断裂
その想いは、実らなかった

だが奇しくもその瞬間が 彼女の第2の人生の始まりでもあった・・・

イギリス・ロンドン――――
彼女はその身を再び闘いの場に置いた
そこはテニスコートではなく・・・
42,195キロという長き道へ続く
ロンドンマラソンのスタートラインだった

何故 彼女は そこまで闘い続けるのだろうか・・・?

競泳・自由形 山田沙知子 〜闇は暁を求めて
2003年7月 世界水泳バルセロナ大会
シーズン世界ランキング1,2位のタイムを持って挑んだ3度目の国際舞台
今度こそ、悲願の「金メダル」へ・・・
しかし結果は・・・予選敗退

日本自由形長距離の女王 山田沙知子
それは国際大会3回目の屈辱だった

2000年 シドニー五輪 8位
2001年 世界水泳福岡 決勝8位
2003年 世界水泳バルセロナ 予選敗退

メダルに近いと言われながらも 負けてばかりの国際舞台
屈辱の過去を振り払って・・・

2004年 アテネ五輪イヤー
目指すのは「金メダル」ただそれだけ
山田沙知子 21歳
そこには 「壁」を乗り越えた彼女がいた

陸上・400m  山口有希 〜希望ヘノ邁進
去年の世界陸上選手権 銅メダリストの末續慎吾
彼が世界へと羽ばたいた裏にはある男の存在があった・・・

1992年バルセロナ五輪 400mファイナリスト 高野進
現在東海大学・監督として 世界に通用する後続を育成している

そんなカリスマ指揮官が今 
期待を寄せている ひとりの選手がいる

アテネ五輪代表 東海大学3年 山口有希 
専門は「究極の短距離種目」と言われる400m
末續慎吾も認める陸上短距離界のホープである

20歳の若きエースは 大きな目標を持っている
それは「師匠超え」
高野進が13年前に出した400m・44秒78という日本記録を超えることだ
と同時にそのタイムは 世界と戦うために最低限必要とされるラインでもある

引き継がれる その経験とノウハウのすべてとは?

アテネ五輪 聖なる地で再び世界へ・・・
師弟の世界挑戦を追った