2003年 大阪 世界柔道選手権
そこには、己の強さを誇示するがごとく
すさまじい圧勝劇を演じた男がいた。
世界最強と謳われる柔道家 井上康生(25歳)
5試合に要した時間は、世界選手権最速とも言われる7分14秒
その勝利には、最強の男が遂げた進化の証と
王者の誇りにかけた、無言のメッセージが込められていた
立ちはだかる宿命のライバル 鈴木桂治
王者が喫した約2年ぶりの敗北
かつてないほど傷つけられたプライド
そして、再び訪れし決戦の時
これまで精力的に井上康生を取材してきた南原清隆が
宿命の戦いに挑む王者に迫る!
迎える4月4日 その第一ラウンド
柔の女神が微笑むのは、果たして!
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