そんな中、異例とも言える独占インタビューが行われた。
ＵＡＥラウンドを終え、帰国したばかりの山本監督が、
自ら予選を振り返ったのだ。

語られた、ＵＡＥラウンドの課題、選手起用法、ＵＡＥ戦後の涙の理由、
そして大久保を新たに加えた２トップの行方・・・
果たして、山本監督の脳裏に描かれたアテネ未来への展望とは・・？

３月１４日。バーレーン戦。
山本監督の「策」は、どう実を結ぶのか？
試合後、その全貌が明らかになる。

全てここから始まった…

選考レース第１ラウンド
「２００３年１１月　東京国際女子マラソン」

大本命と目されていた女王・高橋尚子がまさかの失速
高橋はこのレースでアテネ五輪代表の座を
確実なものとすることができなかった

誰もが目を疑った女王の敗北
高橋は残る選考レースにエントリーするのだろうか、それとも…
それは、女子マラソン界全体に大きな波紋を呼んだ

そんな中、選考レース第２ラウンド―
今年２月の「大阪国際女子マラソン」で
伏兵・坂本直子が優勝
一躍、五輪代表候補に名乗りを上げると…

アテネへの１枚の切符をかけ、熾烈な代表争いは一層加熱
その行方は、最終レースである
３月１４日の「名古屋国際女子マラソン」へと委ねられた

３月１５日に決定するアテネオリンピック女子マラソン代表選手
そこに、高橋の名は刻まれているのか？

女子マラソン アテネ五輪代表の最終決定が下される前夜に
その行方を徹底検証！
最後に微笑むのは、果たして！