Q:オリンピックの時は、長野の時は記録駄目だったんですか?

清水:あの時は勝ち負けの勝負なんで、記録を狙うのと違いますからね。オリンピックはまた別物になると思います。

Q:だからその年にまた世界最速のタイトルも取りにいったと?

清水:そうですね。だからオリンピック終わった後もすごい満足したわけじゃなかった。だから気が抜けることなく,次のレースで世界記録に対して自分の標準を合わせられた。

Q:次のソルトレイクも勝負に?

清水:そうですね。やっぱりオリンピックは勝負になってくると思います。

Q:勝負と戦い方と記録って全然違います?

清水:違いますね。

Q:相手を気にするんですか?

清水:微妙ななんか,相手もどっちも気にしますけど、プレッシャーのかかり方 とか、自分の体の仕上げ方とか違ってきますよね。

Q:もう1回金メダルっていう

清水:そうですね。もう1回。

Q:金メダルにこだわってるわけじゃない?

清水:それはやっぱりやるからにはオリンピックチャンピオンねらうのは当然だと思います。ただ参加して何も狙わないんじゃおもしろくないし、まったくやる意味がない、ただ出るだけじゃ。やるからにはなにかこう、1番大きなものを狙っていかないと。

Q:じゃあ両方狙うっていうのは

清水:ありえなくもないと思います。会場が会場なだけに。次のオリンピックに関しては考えられると思います。

Q:近くなるにつれてそういうのもだんだんつまってくるんですか?

清水:そうですね。

Q:今はまだそういうのつまってない?

清水:もちろん考えてはいます。1年きったぐらいといっても、もう時間はそんなにあるとは思わないんで。

Q:世界新出して何かからだが求めてるもの、次やらなくてはいけないことってなんですか?

清水:今考えてる段階ですね。課題が見えてきてるっていうか。

Q:しばらく1ヶ月くらい考えて

清水:そうですね。まあでも1ヶ月くらいで見える課題ではないと思うんで。

Q:ずっとつきあう課題?

清水:そうですね。いつまでたっても消えない課題というか、次狙うタイムの更に上のタイムを想定しないと次の記録は出せないと思うんで,常に先の先を考えて。