Q:清水さんのスピードへの情熱ってお父様とかが残してくれたものなのですかね?

清水:別にそうではないと思うんですけど。

Q:そういう感覚は全然ない?

清水:はい。もうやっぱり年数もたってますし。本能だったりして。動物的な。

Q:でもそこまで本能が普通に暮らしてると

清水:動物に近いんです。

Q:私達は多分動物から離れてるんですね。

清水:でもなにかに没頭する時って必ず動物的になる、本能のままに動くというか。

Q:それをコントロールしてるんですか?

清水:やっぱり制御,コントロールしなければいけないですね。

Q:じゃあ本能のままに動いている時は、気持ちいい?

清水:そこまではわからないですけど。

Q:すごい自然?

清水:うーん。難しい質問ばかりしますね。

Q:4年前と比べて話されている言葉が全然違うんです。肉体ボキャブラリーが増えてるっていうか…

清水:体に感じるものがそれだけ多くなってるだろうし、変わってきているから言葉も変わっていくんじゃないですかね。

Q:スケーターのみなさんと喋っている時は通じる言葉?

清水:そうですね。でも話さないです。あんまりそういう話はしない。

Q:すごいいろんな取材をアマチュアとかでしてるんですけど、清水さんほど自分で考えて自分でやる人ってあまり会った事ないんですよね。コーチの言うことをインプットしてる、特に女の子なんてそうですけど。

清水:そうですね。でも多分今のスケート界で34秒台頭をどうにだしたらいいか、次の33秒台をどのように出したらいいかわかってる人はいないと思うんで。逆にいたら僕もスケートやってておもしろくないだろうし。誰もわかってる人がいないから自分で探し求めていくのはすごい楽しいし。新しい領域,次 の領域が見えてきているのは楽しいですよ。

Q:ライバルいない,みたいな感じじゃないですか。

清水:そんなことないですよ.後ろにすぐ来てるんで。

Q:ウォザースプーンは、やはり怖い存在ですか?

清水:1番気になる選手です、そして1番気になるし、プレッシャーもかかるし緊張感のあるレースができると思います。