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【柔道】 パリ五輪連覇・永瀬貴規×髙藤直寿 同級生対談SP

17日間の熱戦を終え、幕を下ろしたパリ五輪。
新たなお家芸も誕生し、メダルラッシュに沸いた。

そんな中、独特な存在感で注目を集めた男がいる。

81キロ級・永瀬貴規、30歳。
決して表情を崩さず、一歩後ろへ下がる控えめな性格。

だが、ひとたび畳の上に上がると〈寝て良し、立って良し、投げて良し〉。

最も難しい階級と言われる激戦区で、
オリンピック史上初となる連覇を成し遂げた。

なぜこれほどまでに「最強」なのか?

その秘密を探るべく、
テレビ朝日・柔道解説者として現地をリポートした、
東京五輪 金メダリスト・髙藤直寿との対談が実現。

同じ1993年生まれの同級生という2人。
リオ・東京で共に日の丸を背負った仲間だからこそのエピソード、
そして〈永瀬貴規の柔道〉をパリ五輪の激闘から紐解いていく。

【陸上】オリンピックに行かなかった男の話

総メダル獲得数45個。連日目の覚めるような活躍を見せてくれた
パリ五輪。
そんな盛り上がりから一週間ほどであるが、
表題のとおり、オリンピックに行かなかった選手の話を
取り上げる。

右代啓祐。陸上競技にあって走る・跳ぶ・投げるの10種目で
得点順位を競う、真の王者的種目である。
右代は世界トップの扉・8000点を日本ではじめて突破し
最高8308点までたたき出した。
しかし東京五輪を逃し、年齢は35歳なかば。
引退も考えたが、そんな中時計の針を動かす出会いがあった。

その出会いがきっかけで平均年齢45歳超のおっさん集団が結成。
もう一度右代を輝かせようとあの手この手でレストア・
リチューニングを続ける。

カギは、苦手種目のある一点を乗り越えること。

目標は、かつて自らが成し遂げた8000点に近づくこと。

だがその道のりは、困難の連続だった。

そしてそれを撮っているさなか、ディレクターも見えなくなる。

彼は生きようとしているのか。
それとも、死に場所を探しているのか。

実はそれは、当の右代すらわからないものだった。

すべての答えは、五輪選考会での2日間にあった。

ある一点の課題は?
そしてすべてを終えた時に、彼の中に何が起こったのか。

その一部始終をなぜ、オリンピック熱気が冷めやらぬ中で
お届けするのか?

すべてのカギは、夢。そして、プロセス。

結果と要約からは決して見えない、
一瞬にかけるアスリートのもがきから
スポーツの本質を見つめていく。

【世界ラリー】第9戦 フィンランド

今月 フィンランドで開催された世界ラリー第9戦

トヨタはこの地に世界ラリーの拠点を構えており
いわば「ホーム」でのラリー。

負けられない一戦にフルメンバーで臨んだトヨタ
その中で誰よりもこの地での優勝を欲していた男がいた―

22歳1日 史上最年少でドライバーズチャンピオンを獲得
若くして数多くの国で優勝を手にしてきた「神童」カッレ・ロバンペラ

だが母国であるフィンランドでの優勝は一度もない

「優勝」を追い求め、地元ファンの声援を受けたロバンペラは
最速タイム連発の快進撃を見せる!

誰もが優勝を手にすると思ったその時
あるドラマが待ち受けていた…