BACKNUMBERバックナンバー

【能代松陽高校野球部】 歴史を変える挑戦 ~日本一への羅針盤~

2018年、夏の甲子園
エース吉田輝星を中心とした秋田の公立校、金足農業が快進撃を続け、準優勝。
“金農旋風”と呼ばれ、人々の心に刻まれた。

あれから5年。
再び秋田の公立校が、全国にその名を轟かせようとしている。

秋田県立能代松陽高校。

去年秋の東北大会では、夏の王者・仙台育英相手に1点差の好ゲーム。

今年の春のセンバツでは、強豪・大阪桐蔭を追い詰めた。

着実に近づきつつある、頂点への足音。

しかし王者を追い詰めた一方、悔しさも残った。

“1球”に泣いたのだ。

この勝敗を分けた“1球”がもたらしたものー

秋田県勢初の甲子園優勝へ、
歴史を変える戦いに挑む能代松陽、“日本一”への羅針盤

【ボクシング】 さよならの向う側 ~入江聖奈が見たかった景色

東京五輪、ボクシング女子フェザー級で金メダルを
獲得した入江聖奈。
親しみやすいキャラクターとカエル好きということから
高い人気を集めた。

だが入江、大学卒業と同時に引退してしまった。

パリ五輪は来年。連覇を期待された存在だった。
ボクシング界・希望の星でもある中、
どうして引退の道を選んだのか。

そんな思いで取材をはじめた。

そこで知ったのは、運動が苦手だったこと、
それを乗り越えるべく、血のにじむ努力をしたこと。
そして、実力が乏しくてもポイントをとるための
武器を磨き続けたことがあった。

4月7日、90分にわたる最後のロングインタビュー。
そこにあったのは、真の勝負師の姿だった。

やめてしまうのは心底惜しくなり、
それでいて、その将来を応援したくなった。

カエル好きではない、ボクサー入江聖奈、
最初で最後の、ホントウの姿に迫った!