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【新体操】 結~私たちの輝く場所~

新体操の名門、東京女子体育大学で約半世紀続く伝統行事がある。

1年に1度行われる新体操研究発表会。

順位がつくわけでも、勝ち負けがあるわけでもない。
「ただの発表会じゃないのか?」
多くの人はそう思うかもしれない。

しかし我々が見たのは
バラバラになったチームを再び1つにしようと尽力した主将の覚悟。
理想の自分に近づく事ができず、流した大粒の涙。
開催中止の危機にさらされながらも最後の瞬間まで全力を尽くす儚さ。

部員たちは様々な困難にぶつかりながらも
76人一丸となって「絶対やり切る」と誓う。

なぜ彼女たちはこの発表会に青春の全てを捧げるのか?
その理由に迫った。

【柔道】 ~アフガニスタンで女性がスポーツをするということ~

日本では、男女の差別なく誰もがスポーツに親しむことができる。
そんな現代社会でも、女性がスポーツをすることがとてもハードルの高い国がある。
その1つがアフガニスタンだ。

イスラムの教えを厳格に守るアフガニスタンは、
男女隔離や家父長制の文化を背景に、女性の社会的地位が極めて低い。

しかし、そのアフガニスタンの女性たちの間で今、柔道が流行しているという。

その裏には、アフガニスタン初の女性オリンピアンとなったフリバ・ラザイーの
長きにわたる苦悩と戦いの歴史があった。

人生をかけて切り開いてきた、アフガニスタンの女子柔道。
その、過去・現在・そして未来を紐解くと、
彼女たちが柔道をする理由が見えてきた―

【バドミントン】 “年間王者決定戦” ファイナルズ決勝

桃田賢斗ら史上最強と言われるバドミントン日本代表。
前回の世界選手権では全5種目でメダル獲得。東京五輪でもメダルラッシュが期待される。

しかし、王者・桃田賢斗は去年1月に交通事故に巻き込まれるアクシデント…
女子のWエース、奥原希望と山口茜には、超強力な2人のライバルが立ちはだかる。
果たして桃田らは東京五輪で金メダルを獲ることができるのか?
バルセロナ五輪代表の陣内貴美子さんと北京・ロンドン五輪代表の池田信太郎さんが解説する。

さらに、新型コロナウイルスの影響により日本勢不在となった「ワールドツアーファイナルズ」
日本代表のライバルたちが年間王者の称号をかけ激突する。