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991回 2020年1月19日

「南原清隆Presents 指導者論」

2020年。
ついに自国開催となるオリンピックイヤーが幕を開けた。
この特別な大舞台に人生をかけて挑むのは、選手だけではない。
幾千もの時間を選手と共に戦ってきた指導者たちの存在がある。

リオ五輪で金メダル12個を含む史上最多計41個のメダルを獲得した日本。
東京五輪へ200日を切った今、指導者たちは東京2020をどう見つめているのか―

メダル獲得が期待される、世界野球ソフトボール連盟理事・宇津木妙子氏、新体操強化本部長・山﨑浩子氏、体操男子日本代表監督・水鳥寿思氏を招き、
番組ナビゲーター南原清隆が、3者3様の「東京五輪へ、勝つための組織作り」に迫った。

【ボクシング】 モンスター井上尚弥が認めた男 堤駿斗

来たる東京オリンピックで村田諒太以来、
2大会ぶりの金メダルが期待されている
ボクシング・フェザー級、堤駿斗(20)

堤は名門・習志野高校時代に高校タイトルを総ナメし、
18歳以下の世界選手権にて日本人初金メダルに輝くなど、
エリート街道をひた走ってきた。

さらに世界にその名を轟かせる、あの井上尚弥とも
スパーリングを行ない、太鼓判を押された堤。

「夢は東京オリンピックで金メダル」

強い決意を胸に、激しいトレーニングを重ねる日々…。
ボクシング界ホープの戦いを追った!!

【カーリング】 乱世の誓い 密着・トップカーリングチーム 復活への決意

2年前の平昌五輪、
カーリング女子日本代表ロコ・ソラーレのメダル獲得に日本中が大きく沸いた。

その女子カーリングは今、空前の動乱期にある。
ロコ・ソラーレを含む国内4チームが
世界トップレベルで熾烈な戦いを繰り広げるようになったのだ。

海外トップチームに勝つことも珍しくなくなり、
ロコ・ソラーレにおいても、絶対はないほどの勢力拮抗である。

それぞれどんな思いで五輪に向かっているのか?
それをしるべく私たちは4強の一角・北海道銀行に密着取材をおこなった。

北海道銀行は、カーリングブームの元祖火付け役・小笠原歩が
旗揚げしたチーム。2014年ソチ五輪代表となったが、
その後低迷。
平昌後、ひっそりとチームを去っていた。

チームは残されたメンバーで再出発をはかるが
尚も結果は出ず。
そんな中で、すべてを見直し、復活への勝負へ出た。

そこには、それぞれの胸に刻まれた思いがあった。

動乱期にある女子カーリング、復活への道のりを追った。