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979回 2019年9月15日

【体操】 寺本明日香

来月開幕する世界体操ドイツ・シュツットガルト。
日本代表選考会である全日本選手権で4年ぶり、NHK杯で3年ぶりに日本一に輝いたのが
9年連続日本代表、23歳の寺本明日香。

しかし、団体でのメダルを目指した去年の世界体操で、
寺本はミスを重ね、どん底を味わった。

来年の東京五輪で、夢である団体でのメダルを獲得するためには、
自分自身が強くならないといけない。

決意を新たに再スタートし、返り咲いた日本一。
その裏には夢のために下したスポーツ界では異例とも言える決断があった。

【新体操】 皆川夏穂

16日にアゼルバイジャンで開幕する世界新体操。
今大会、東京五輪の枠がかかる重要な一戦。

2年前の世界新体操で、
個人42年ぶりの銅メダルに輝いた日本のエース皆川夏穂 22歳。

“世界一エレガント”と称された表現力を武器にしてきた彼女は今、
危機に立たされていた。

15歳で渡ったロシアでさらなる進化を追い求め、始めたこととは―。

“変化”へと立ち向かい“挑戦”する彼女の姿を追った。

【野球】 プレミア12 稲葉篤紀監督

健闘虚しく、悲願の世界一へ届かなかった
若き侍ジャパンU18日本代表。
その開催地・韓国では、
あの指揮官も世界一を獲るべく動き出していた。

侍ジャパン・稲葉篤紀監督。

今年の世界野球プレミア12優勝、
そして東京五輪での金メダルを目指し、
現在、稲葉監督は世界視察を敢行中。
韓国視察はその第2弾。
第1弾は、先月行われた台湾。
その台湾視察では、
世界野球プレミア12に向けた重要なポイントがあった。

【テニス】 「伊達公子始動 -日本女子テニス変革の時-」

伊達公子が日本女子テニス再興に向けて動き出した!

今、大坂なおみがWTAランキング1位となり日本女子テニスは最盛期を迎えている。
しかし、この現状に満足していないのがレジェンド伊達公子。
伊達は大坂の他にランキング100位以内に入っている日本人がいないと指摘する。

かつて伊達・沢松奈生子・杉山愛らが黄金時代を築いていた日本女子テニスだが、
彼女たちが引退し、大坂の出現まで不遇の時代を経験した。

今のままでは、大坂に続く存在が途切れてしまう。
そこで2度目のキャリアから引退して2年、
伊達公子が第3の人生として選んだのはジュニアの育成。
全国から15歳以下の選手を4人選抜し、2年間でグランドスラムジュニア出場を目指す。

日本の環境を変えるため、大学院で論文を仕上げ…
世界基準のコートを作り…
慣れない指導者という立場で世界への道を示す。

伊達の本気は、日本女子テニスの未来を変え得るのか?

【サッカー】 上田綺世

東京五輪男子サッカー日本代表。
海外でプレーする、堂安、富安、久保などがいる中でこの世代のエースに名乗りを上げた大学生がいる。
上田綺世21歳。

大学ナンバーワンストライカーと呼ばれ、特徴は得点の多彩さ。
この世代の代表で、得点を重ね。6月にはA代表としてコパアメリカにも参戦した。

今年7月大学のサッカー部を退部し、プロの世界へ。

しかし、そこには這い上がってきたサッカー人生と、積み重ねてきた努力が。