高齢者福祉

伊藤咲子さん、今年度2度目の歌謡ショー

歌うことが親孝行

2026年1月14日、歌手の伊藤咲子さんが、横浜市の特別養護老人ホーム「サンバレー」で2025年度2度目となる歌謡ショーを開催しました。最高齢102歳の入所者をはじめ、家族や施設の職員など約100人が参加しました。

歌手:伊藤咲子

歌手:伊藤咲子

伊藤さんはデビュー曲「ひまわり娘」(1974)や「木枯しの二人」(1975)、「乙女のワルツ」(1975)、「きみ可愛いね」(1976)など自分のヒット曲を熱唱。他にも所属レコード会社の先輩歌手である島倉千代子さんの「涙の谷間に太陽を」(1966)や美空ひばりさんの「津軽のふるさと」(1953)など昭和の名曲も歌いました。

参加者の皆さんは伊藤さんの名前が書かれた手作りのうちわやペンライトを振ったり、「かわいい」「きれい」などと声援を送ったりしながら歌謡ショーを楽しみました。

伊藤咲子さん、今年度2度目の歌謡ショー
伊藤咲子さん、今年度2度目の歌謡ショー

また、全員で童謡「ふるさと」を歌った時には、昔を思い出して涙を流す参加者がいた一方、伊藤さんの目からも涙が溢れ出ました。
伊藤さんによりますと、笑ったり泣いたりしている参加者の皆さんと伊藤さんの高齢の母親とが重なり、「皆さんも母親も一日でも長く元気でいてほしい」という思いから涙が溢れ出たといいます。
伊藤さんにとっては、歌手として高齢の皆さんに歌を届けることが親孝行をしているようなものでした。
伊藤さんは参加者たちに「今回のことは一生忘れません。歌手になって良かったと思える瞬間でした」と自分の気持ちを伝えました。

伊藤さん、実は約2週間後にのどの手術を控えていて、手術前の歌謡ショーとしては今回が最後となりましたが、そのような影響は全く感じさせないまま全15曲を歌いました。そして歌唱後は参加者一人ひとりと握手しながら感謝の意を伝えました。

この日は約半世紀にわたる伊藤さんの歌手人生の中でも、特別な一日となりました。

伊藤咲子さん、今年度2度目の歌謡ショー
伊藤咲子さん、今年度2度目の歌謡ショー

参加者の声

  • 「楽しかった。最高です」
  • 「目の前で『ひまわり娘』が聴けたので良かったです」
  • 「涙が流れました。心の底から感動しました」
日程

2026年1月14日(水)

場所

特別養護老人ホーム「サンバレー」(横浜市港南区)

ゲスト

伊藤咲子(歌手)