高齢者福祉

～10月実施～　高齢者施設への美容レクリエーション

特別養護老人ホーム「ちょうふ花園」では9名がネイル、1名がハンドトリートメントを体験しました。

90代の車椅子のすごく元気な参加者は、お孫さんに数カ月前に塗って貰ったラメのネイルが残っていたので、そちらをオフ。色はお任せで！ということでネイリストと一緒にどの色がいいか選びました。塗ってみると「すごく綺麗！」と笑顔になりました。「どのくらい持つ？」「お風呂入れないわよね？」など質問も飛び出し、綺麗になった指先に興奮気味でした。

言葉を発することが少し不自由な参加者は、カラーサンプルを吟味して、時間をかけて色を選び、気になる色を爪に塗ってみると「きれい…」とぽつり。キラキラと光るラメを重ねてシールアートものせると「すごく綺麗」と涙ぐむ様子も見られました。

都市型軽費老人ホーム「しらさぎ桜苑」では10名がネイルを体験しました。この日の最高齢は97歳。

参加者は元気な方が多く、隣で施術中の女性の元に行き、ネイルの話やお互いに綺麗になった指先を見せ合うなどしていました。

昔は自分でネイルをしていた方も多く「何十年ぶりかしら」と感激し、施術途中で自分の指先を何度も見ていました。ネイルに貼るシールアートを一緒に選ぶ楽しみもあり、白い花のシールが大人気でした。ネイルに色を塗るだけでなく、花や犬などの女性心をくすぐる可愛いシールアートをのせることで、一層テンションが上がります。

特別養護老人ホーム「こぐれの里」では10名がネイルを体験しました。この日のために施設の一室を職員の皆さんが装飾してくれました。

ご家族が丁度面会に来ていた参加者は、ネイル施術中も娘さん２人が同席してご家族で楽しんでいる様子が印象的でした。娘さんは、母親が自分でしっかりと赤色のネイルを選んだことに驚き「昔もそういえば赤のネイルをよく塗っていたことを思い出しました」と嬉しそうに話していました。母と娘のかけがいのない時間となりました。

養護老人ホーム「友愛ホーム」では女性7名がネイル、男性1名が爪のケアとハンドトリートメントを体験しました。

昔はネイルをしていた参加者も数名いましたが、シールアートや豊富なカラーは初めてで皆さんとてもテンションが上がっていました。友達同士で「どの色にしたの？」と声をかけながら施術を楽しんでいて、帰りはネイルが剝がれないよう手をあげてぶつからないようにして帰っている姿がとても可愛らしかったです。

職員の皆さんも参加者の大変喜んでいる反応を見て驚いており、途中でお部屋の装飾を増やそうとお花を持ってきてくれました。

特別養護老人ホーム・デイサービス「ケアタウン成増」では5名がネイル、5名がケアメイクを体験しました。

ネイル希望の参加者はどの色にするかを一生懸命に選んでいて、自分の施術までの待っている間も楽しそうでした。ネイル施術中は家族やお孫さんの話で盛り上がり、終わった後は完成した爪を見て「綺麗！」「手洗えないわね」と感動した様子でした。

ケアメイク希望の参加者は、眉毛の角度やアイシャドウの色にこだわりがある方がいたり、口紅の色を一緒に選んだりと、皆さん昔お化粧した時の気持ちを思い出して楽しんでいました。

花柄の背景が設置されたフォトブースで、イヤリングやネックレス、ミニブーケなどをまとって、モデルさんのように良い笑顔で写真を撮っていました。